馬とお昼寝

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記憶の棘

2007年05月11日 10時38分56秒 | 映画
記憶の棘を見ました。

10年前に最愛の夫に先立たれた美しい未亡人アナは、誠実に彼女を愛してくれている男性と再婚しようとしていた。
そこへ自分は夫のショーンだと名乗る10歳の少年が現れる。
彼は夫婦だけしか知らないことを話し、彼女を愛している、再婚してはならないと告げる。
彼は本当に夫の生まれ変わりなのか?
と、言うストーリーです。

美しい未亡人のアナを、髪をベリーショートにしたニコール・キッドマンが演じています。
この人は本当に美しいですね。
どの映画を見ても、顔に見とれます。
本当に美しい顔の人は、髪型がどんなであろうとも美しいです。
私が昔ショートにした時はモンチッチみたいでしたが~(笑)。
それに足の形も美しいです。
もう40ぐらいのはずですが、もっともっと若く見えます。

夫の生まれ変わりだとやってくる少年はキャメロン・ブライト。
お顔はかわいいですが、ちょっとぽっちゃりしてるかな~。
お風呂に入るため服を脱いでいくシーンがあるんですが、ちょっと体がぷよぷよですね。
小さい時に贅肉がついてると大きくなってからなかなか痩せられない体質になってしまうので今のうちにもう少しスレンダーになっておいたほうがいいでしょう。

さて、夫が死んで10年後の話ですが、彼女は働いているのかいないのか、実家に戻って親と暮らしているようです。
これがまたすごいマンションです。
家族はなんかいっぱいいて誰がどういう関係なのかよくわかりませんでした。

10年前に失った夫をやっと吹っ切れたかのように再婚を決意したアナですが、ショーンと名乗る少年の出現に心乱されます。

ショーンが本当に彼の生まれ変わりなのか、そうでないのか。
そんなことはどうでもいいといえばいいのです。
問題は10年たってなお、彼女がまだ夫のことを深く愛し続けていること。
その器がわずか10歳の子供であっても構わないほどに・・・
そしてそのことを、彼女も婚約者もはっきりわかってしまったのに、まだ結婚しようとしてしまうことです。
最初から不幸になるのが目に見えている結婚はしてはいけません。

10年も経っているのに、後ろを向いて生きているアナはとてもかわいそうです。
そして、そんな彼女を愛してしまった婚約者はもっとかわいそうです。
ラストシーンはこの先の不幸を暗示しています。

この映画、原題はBirthですが、邦題の方がよく出来ています。
まさに記憶の棘・・・

しかし、どんなに愛していた男性であっても、10歳の身体で戻ってこられては困るよな~と思いますね(笑)。
18歳ぐらいならまだしも・・・
10歳の少年で戻ってくることを思えば、犬の姿で戻ってきてくれた方がぜんぜんいいです。
犬ならすぐ一緒に暮らせますから・・・


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