馬とお昼寝

他愛ない毎日の日記と、旅行と福袋とちょこっと映画のブログです。

HAVEN

2007年05月11日 18時43分56秒 | 映画
HAVENを見ました。
あまり期待していなかったんですけど、そのままの印象でした(おいおい)。

タックスヘイブンであるケイマン島は、外国の金持ち達の脱税の舞台になっている。
FBIの捜索を間一髪かわしたビジネスマン、カールは100万ドルを隠し持ち、弁護士アレンのいるケイマン島へ娘のピッパを連れて飛ぶ。
ピッパを誘惑する現地の青年はカールの100万ドルを見て、借金の肩代わりに地元の顔にその情報を売る。
観光客相手のクルーザーで働くシャイはボスの娘アンドレアと隠れて付き合っていたが、寝過ごしたため関係がばれ、レイプしたことにされてしまう。
怒り狂うアンドレアの兄ハンマーに顔に硫酸をかけられ、心を閉ざしアンドレアを愛しながらも避けてしまう。

なんとなく言える所まであらすじを書いても、何のことかわからないと思います。
2つの関連がないように見えるエピソードが、途中からつながる、という手法を使った映画ですが、それが全く成功していません。
この2つのエピソードのかかわりが、ふたを開けてみても全然たいしたことないからです。

シャイをやっているのはオーランド・ブルーム。
本当にハンサムです。
硫酸をかけられて顔半分が焼け爛れてしまったせいで自分の殻に閉じこもりがちになりますが、彼女と会うのを避けながらも電話を続けたりして女々しいです。
愛しているなら会いに行けばいいのに。

一体なぜ彼女の兄のハンマーがあれほどシャイを嫌っているのか、というエピソードはないので、いまいち心情がわからないし、シャイの父親が目の前で殺され、その後5年間誰とも話さなかったというエピソードも、あとでからんでくるかと思いきや、そのままです。
シャイと会えなくなったアンドレアは、自暴自棄になって誰とでも寝る女になります。
その反応も全然共感できません。
はっきり言って、出てくる人物の誰にも感情移入できないし、どうでもいいような話です。

カールの方の話は最後にちょっとどんでん返し的な趣向が有ってそれが唯一この映画を見ていてましな点です。

おもしろくないです。

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