馬とお昼寝

他愛ない毎日の日記と、旅行と福袋とちょこっと映画のブログです。

2007年3月31日 台湾4日目

2007年04月08日 02時07分08秒 | 旅行
今朝になってもまだ下痢が続くようなら病院かと思っていましたが、昨日の夕方をラストに一度も下痢がないので、正露丸が効いたのかも
朝ごはんはホテルのブッフェにおかゆがあるので、それを食べさせました。
王子は昔からおかゆが大嫌い。
鼻をつまんで嫌そうに食べているので、今朝は私も彼に合わせておかゆを食べました。

今日もいいお天気ですが、昨日よりは涼しくて観光日和。
王子の下痢が止まったので、昨日行けなかった中正記念堂へ行くことにしました。
MRTで最寄り駅で降りてすぐなので便利です。

一枚目の写真が中正記念堂の正面の門です。
入ると広々とした空間の左右に建物(中が劇場になっている)があり、正面に蒋介石の像がある中正記念堂が建っています。
ここも私の大好きな場所。
本当に美しくて、広くて、すばらしい場所です。
ランタン祭りのシーズンには、この周り一面に小さなランタンが飾られ、正面の門の前には大きなランタンが、もちろん敷地の中にもランタンが・・・その美しさはとても口では伝えられません。
私が最初に見に行った年のランタンは、馬がテーマでした。
正面の門の前に、巨大な馬のランタンが何頭もそびえ立っていました。
本当に幻想的でした。

台湾に住んだ最初の年に、私は毎週この中正記念堂に通って太極拳を習っていました。
練習は門を入って右の劇場の外側の吹きさらしの部分で行われていたので、観光客が必ず見に来て写真を撮っていきました。
初心者だった私はいつも一番最前列(師範に近いので)に行かされていたので、へたくそなのに目立つ場所でとても恥ずかしかったです。

白亜の階段を上ると、奥に蒋介石の座った銅像があります。



人形のように微動だにせず立っている憲兵の交替式は一時間に一度ありますが、寸分たがわず決められた動きをして交替する様は見ごたえがあります。
憲兵の交替式は、国父記念館でも、忠烈祠でもありますが、忠烈祠のものが一番見応えが有ると私は思います。
結構時間をかけるし、憲兵の移動の距離も長いので充分堪能できるからです。



国父記念館もそうですが、この中正記念堂も本当に美しく気持ちのいい場所なのでいつまでもいたくなります。



正面の門を出て右へ歩いていくと、台湾人のおじさんに道を聞かれました。
昔から私は歩くと必ずといっていいほど毎回、道を聞かれていました。
それほど私は台湾人に見えるんでしょう。
しかし・・・!
今日は観光地のそばで思いっきり首からカメラをさげてて、ばりばり観光客状態なのに、それでも道を聞くか~!!

数ブロック歩いた所に、中華手工芸館なるものがあります。
台湾の工芸品が一手に集まったような場所で、政府が管理しているのでお値段もある程度抑えてあります。
昔から目をつけていたカラフルな動物の陶器もここにあります。
ホテルでは高かったけれど、ここなら少しは安いはず・・・と思って探しに来ました。

ありました~。
ホテルでは2200元(約8000円)だった青い馬が、ここでは1810元(約6600円)でした。
390元(約1400円)も安い~~
良かった~。
と、言うことで青い馬と、王子には虎の根付を買いました。

ここからは台北駅前の新光三越の摩天楼が見えます。
上には展望台があり、101ができるまでは観光客はここに上って台北を一望にしていました。
しかし101が出来た今、摩天楼の低いこと・・・

MRTで忠孝新生で降り、今度は光華商場へ。
光華商場とは、日本で言う秋葉原のような所で、私はよく通っていました。
忠孝新生で降りて外に出てみて(このMRTの線は地下なので)驚きました。
以前は高架が有ったのに、なくなってる!!!
光華商場が少し移動したのは聞いていました。
昔はこの高架下に有ったのです。
でも高架そのものがなくなっていました。
そりゃあ、移動せざるを得なかったはずです。
新生南路から市民大道を左折すると、プレハブで造られた平屋建ての建物があり、それが新しい光華商場でした。
昔は中2階が電気機器の売り場で、半地下がDVDやCDや古本屋の売り場でした。(一階は存在しなかった)
今はごちゃ混ぜです。
土曜日なので人が多かったです。

いいかげん王子が疲れてきたのでタクシーでホテルへ戻り、休憩。

休んでからお昼ご飯を食べに外に出ました。
絶対行きたかった度小月です。
このお店も大好きで、しょっちゅう通っていました。
昔ここで一人で食事していた時、相席になったのがテレビでよく顔を見る日本の映画監督でした。
昔はこの店で日本語をしゃべれる小姐はいなかったので(今回はいた)、会計の時小姐の言う金額(北京語)がわからないでいたので、私が彼に教え、領収書が欲しいというので、それも小姐に言ってもらってあげました。
彼は別れ際に、私に「謝謝」と頭を下げて出て行きました。
私のことを、「北京語のできる日本人」ではなく、「日本語のわかる台湾人」と思ったようです。

さて、度小月に入ってびっくり!
広くなってました~。
昔はこじんまりと小さい店だったのに、隣のお店の敷地を買い取ったのか借りたのか、2区画分に大きく改装していました!
2階と中3階まで出来てとても広い店になっていました。
このお店は料理一品の値段はとても安いお店です。
なのに、こんなに広くなっているとは・・・
もうかってるんだなあ・・・



これだけ食べて日本円で1000円ぐらいです。
リーズナブルでとてもおいしいです。
王子はまだお腹が心配なので、麺を少しと青菜を少しだけ食べました。
もともと王子は昔からこのお店の料理が好きじゃないので、今回はあまり食べられないことが苦にならなかったようです。

また国父記念館で座ってのんびりしました。
王子は駐車場の後ろにある石の通路を裸足で歩いて痛がっていました。
この通路は丸い石(親指と人差し指の先をつけてできる円の大きさぐらい)が縦に並べて置かれている通路で、裸足で歩くと足のつぼを刺激してものすごく痛いのです(笑)。
健康にはいいらしいですけど。

そして台湾銀行へ。
せっかく道端のATMではなく、銀行に行ったのですが、土曜日だったので記帳できませんでした。
もう記帳はあきらめて、残っていた残高だけ下ろしました。
預金はもちろん無事で、ちょっと懐に余裕が出来ました(笑)。

東区で、また氷。
でも、王子がまたお腹が痛いと言い出したので、お持ち帰りにして、タクシーでホテルに戻りました。
ホテルに戻ると、また下痢・・・
止まったと思ったのに・・・
治ったと思って出歩いたからなあ・・・

それでも本人は元気で、夜市に行くといって聞きません。
とにかく、しばらくベッドで休ませ、私はお持ち帰りにした東区の氷を食べ、夜市に行くならさっと行って、さっと帰ってこようね、と話しました。

暗くなってからタクシーで今度は臨江街夜市へ。
この夜市も、大好きでよく通った場所です。
先日行った夜市の次に好きです。
ここも規模は小さいですが、王子の好きなゲームが充実しているし、食べ物も満遍なくそろっているし、衣類のお店や屋台が多いので昔はよく服を買いました。
今回は王子のお腹が心配で、洋服までは見ている余裕がありませんでしたが、下着はとても安い店を見つけたので大量(ちょっとびっくりするぐらいの数)に買いました。
ここの夜市のちょうど中間地点に横手に入る場所があり、そこがゲームのお店がいっぱい有る場所になっています。
王子が一番好きなピンポン玉を投げてコップに入れ、入った点数で景品がもらえる、というゲームも、ここの夜市のお店はとても景品が充実していてきれいです。
その分料金も高いんですけど(笑)。
王子はこのピンポン玉のゲームを2回やり、バスケットボールをゴールに入れるゲームをやり、すっかり満足。
ちょうどこのゲームエリアの出入り口のそばに、九分芋圓があります。
ここの芋圓(いも団子)は本当においしいです!!!
絶品です!

今になって後悔してますが、私は食べれませんでした。
すっかり治ったと思っていた王子の下痢が再発し、楽しみにしていたゲームを堪能した王子は緊張の糸が切れたようにまたお腹が痛いと言い出し、もう気が気ではなくて、九分芋圓のお店を見つけたものの、私の食欲はすっかり失せてしまっていました。
夜市に行ったのに、口にしたのはスイカジュース(私が飲んだだけで王子は何も飲まず食わず)だけ。
こんなことは今までではじめてです。
夜市には私の好きなローカルの食べ物がいっぱい!
いつも、お腹がぎゅうぎゅうになるまで無理していろんなものを食べてしまうのに、食欲がなくなってしまいました。
また急いでタクシーに乗ってホテルへ・・・
この日はもう夕食も食べず、王子を寝かしてホテルでボーっとしていました。










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