馬とお昼寝

他愛ない毎日の日記と、旅行と福袋とちょこっと映画のブログです。

サイレントヒル

2006年12月15日 00時56分19秒 | 映画
サイレントヒルを見ました。
ゲームの映画化はいっぱいありますが、これもそうです。
残念ながらこのゲームやったことはないのですが、映画を見る限りではぜひやってみたいゲームです。

ローズは夢遊病の娘シャロンが口走る地名、サイレントヒルが実在のゴーストタウンであることをネットで知り、夫が止めるのも聞かずに娘と二人で彼女の夢遊病の原因を突き止めるため向かってしまう。
彼女達が入り込んだのは現実のサイレントヒルとは違う別の世界のサイレントヒルだった。
車で事故を起こして気を失っている間に後ろに乗っていたはずのシャロンが消えてしまい、娘を探すローズにさまざまな化け物たちが襲い掛かる。
そして狂信的な人間達にも出会い、ついに彼女は娘やサイレントヒルの秘密を知るのだった。

いや~、すごいです。
もっと怖いのかと思っていましたが、全く怖くありません。
もちろんゲームをやっていたら怖いと思うんですが、映画で見てる分には全く怖くないです。
何がすごいかと言うと、でてくるクリーチャーたちの造型がすごい!
とてもよくできています!
それにストーリーもよく出来ています。
この原作のゲームをやったことがないので、ゲームに忠実なつくりなのかどうかはわかりませんが、そこここに、ゲームらしい映像が出てきて、ちょっと自分でゲームをやっているかのような楽しさも味わえます。
映像もきれいです。

最初にサイレントヒルにローズが娘を連れて行ってしまうくだりが、まだ地下で炭鉱が燃えている危険なゴーストタウンだと言うことを情報としてわかっていながら幼い娘を連れて単身乗り込んでしまったり、怪しんで止めようとする女性警察官を振り切って事故ってしまう辺りなんかは、本当に子供を持つ親か???と首をひねりたくなりますが、そこさえ目をつぶればとてもよく出来ていて、最後まで楽しめる映画です。

あと、ローズの真っ黒のげじげじ眉毛が前半とても気になります(笑)。
でも後半になると怪我したり返り血を浴びたりで段々顔も服もぼろぼろになっていき、眉毛も細めになっていく~~(笑)。
最初太く書きすぎていたんですね。

娘のシャロンは謎の娘アレッサと一人二役ですが、とてもきれいな子ですね~。

本当に恐ろしいのは、化け物たちではなく人間達。
彼らのしたことはあまりに恐ろしいことで到底許されることではありません。
ゾンビの映画を見ていてもいつも思うのですが(今回はゾンビ映画ではない)、迫り来るゾンビよりも少人数生き残った中で殺しあってしまう人間達が怖いです。

必死に妻と娘を探しに追ってくる父親、かわいそうですが全く何の役にも立ってません
ラストも悲しいです。

本当の娘ではなく養女なのに、命がけで救おうとするローズの母性愛がすごいです!これは父親もそうですが・・・いかんせん役に立ってないから悲しい。

全く怖くないけど、お勧めです!

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