梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

地域包括ケアは地域性 

2011年02月23日 | さえずり
最近地域包括ケアの事例などを見る機会が有るが
都市部と地方では大きく状況が変わることが見過ごされてる気がします

地方では各サービスなどの集中が進んで(民間は参入しない)
ある意味囲い込みが出来上がってる状況
一社独占だったり、複合サービス提供がワンストップで出来ている

こういう地域での地域包括ケアは非常に取り組みやすいのではなかろうか

こうした地域における機能上の基幹となる事業所
そうしたところが
個室豪華特養建設から分散化にて小規模多機能設立し運営すれば
地域包括の分散化は可能となるかもしれない

集中と分散
この塩梅が地域性が絡むとややこしくなる
地域によっては囲い込みを否定するところもあるし(都市部に多い??)
一方でサービスが無い中で否応無く集中する地方の実態もある

地域包括ケアは
地域包括支援センターが担うイメージが広がっているが
個人的には
地域のサービスと横断的に繋がりがある事業所が
小規模多機能設置などを行い、それを中心として動かす方が
円滑に稼動する気もする
次回改定で、小規模多機能での報酬が大きくUpするのではと…
勝手に思っています

日本の高齢化がこの先50年前後で激変し
安定期を迎えるとしたら
建物自体の償却なども考慮に入れてイニシャル具合も良く考えないといけません


小規模多機能+地域包括支援センター+コンビニ+診療所併設

こんなのが中学校区にひとつあれば…地域ケアの在り方も大きく
変わるような気もします

ただハード面での青図はどうにでもなるのです
各サービスを串刺しして横の連携を図れる強いリーダーシップを
発揮するコーデイーネーターが必要です

既存の人材内では数少ない気もします
教育や異業種参入含めて柔軟な対応がいります

営業力(交渉力)がコーデイーネーターには不可欠です


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地域包括ケアはBtoC

企業(business)と一般消費者(consumer)を結ぶからBtoC
以前利用者を消費者と言う時期があったけど消えた??

この感性は不可欠

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