梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

サービス付き高齢者向け住宅 今後

2011年08月17日 | さえずり
サービス付き高齢者向け住宅=サ高住

お盆期間ということで帰省したときに調べたりしていることでしょう
都会と田舎という距離を置いての生活
親の老後を心配するのはこの時期特に目立つことです

サ高住に早くも改名してる事業所もおり
民間の図太さには呆れるやら…

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サービス付き
と聞いて普通はいろいろパッケージサービスが付くものと思いがちであろう
その範囲に付いては前回も書いたように
事前に確認が必要である

サ高住、たいそうな言い回しだが学生向けマンションの高齢者バージョン
それに付加価値を付けたもの

だから利用時は賃貸契約が基本となり賃借権が発生する
ご存知のように賃借権は立ち退きとか退室は簡単ではありません
逆に言えば居座り続けることが可能

要介護となり外付けサービスでどこまで対応できるのか??
最近老健では看取りの話しもトーンダウンな気がします
機能と役割を思えば当然ですが…

ただ
住まい化老健では看取りも考えておかないと
サ高住との差異が見えてこないと思う

住まい化では特養が最初に思い浮かびますが
特養でも外付けサービスの話しが出ては消えて居ます
訪問介護と訪問診療があれば人員基準見直しも出来そうなものです

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介護のマンパワー不足は今後解消するとは思えない
今のような施設における人員基準も維持できるのかどうか疑問です
少子高齢化で、こうしたマンパワー不足を解消する方法として
「処遇改善」を行なって来ましたが、これも来年以降どうなることか??

こうしたことから考えれば
施設人員基準を緩和、外付けサービスでマンパワーの柔軟活用
訪問看護・介護の開業基準緩和などで
地域へ拡がる施策を国が行なってくれれば違った2025年を迎えられそう

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サ高住ってのは介護保険スタート時にヘルパーなどで在宅を支えていくという
趣旨の焼き直しってのが感想

場所が自宅から賃貸マンションに変わり
そこに集約されて効率よいケアを提供しようというもの

古きよき長屋の共助をシステマチックにした そんなイメージで捉えています

ただ私自身もサ高住現場を見ていませんので
今度実物を見てみようと思います

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