梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

地域ケア会議2

2013年01月22日 | さえずり
地域ケア会議法制化の動き

昨日書いたように動きは出ているようです
では、なぜ?今なのか

1地域包括ケア円滑化への準備
2ケアマネのコーデイネート力Up

俯瞰で言えば在宅への流れは間違いない中で
それらが機能するように何を修正すれば良いかという視点
一連の流れでケアマネ見直し論とも関係している
地域サービスをどのようにコーデイ出来るか否かはケアマネ手腕に頼るところも
多いからです

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少し距離を置いて介護現場の職種毎の業務を見れば判るでしょうが
専門性を生かした仕事、いわゆる縦の仕事は得手としていますが
他部署、横との連携という串刺し型で業務に当たる職種は非常に少ない

ケアマネは”多職種協働”と制度上で謳われているから
串刺し型機能を発揮しているかにも見えますが
では、地域へ出ても同じようにできるかといえば疑問です
多職種協働や組織に縛られない第三者の別法人と交渉できるかどうかということです

地域ケア会議法制化
私はこうした背景があるからだと考えています

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10年前にケアマネになり専門性を高め、地域でもそれなりの顔になってるかたも居ますが
地域の社会資源を横に串刺し出来るかどうかが地域包括ケアの一番のポイントです

営業力、交渉力、人間力は不可欠 
単に介護支援専門員資格でプラン作成や説明同意にのみ終始する古いタイプからの脱却が
今出てる見直し論の火消しの一番の近道なんだろう


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地域包括ケアは中途半端な協会等を淘汰する

社会保障制度国民会議内でも
都道府県から自治体へサイズダウンして実践されるべきだと言われています。
フットワーク良く動けるかどうかということ
痒いところに手が届くということ

京都も全国同様人口の減少は始まっています
今事業所のある地域の10年、20年先の高齢化率は誰が見ているのでしょう??
そうした情報を検討したり出来ない協会等なら細分化・淘汰はやむ得ない

当会に隣接の洛西NT
高度成長期に入居した方が高齢化を迎えつつあります
では、30年後は???
また、知人の居る区内のURは5階層ながらEVは無く空室が目立ってるとのこと
低層階に高齢者、上へ行くと若い夫婦らが多い傾向らしいです

京都市で言えば高齢化率は東山が一番
では一番若い行政区は???
これが先ほどの国民会議でも出てました経営情報のひとつだと思います
都道府県単位で大局は見れば良いのですが
地域包括ケアを考える中では市町村からより細やかなエリアでの展開をすることが
求められる
これからは、同じサービス事業同士の協会等では無く、境を越えての地域コングロマリット形成が
地域ケアへの最短となるでしょう
こうした別介護サービスとの連携加算などというのも次の改定では新設されると予想
”複数事業所連携加算”

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