梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

施設ケアマネの品格

2012年03月21日 | さえずり
施設ケアマネ…

居宅はいろいろ情報出て来ますが
施設ケアマネは少ないですね

私たちのエリアでは
ケアマネは施設の番人?的な感じで
入所から退所までの間を見るって感じです

面接や、嫌がられる退所相談は
ほとんどが支援相談員が行っています

多くの施設の相談員が病んでいくのはこうしたことも理由だと思います
2~3年で相談員が変わるのはやはり何かあるのでしょう
もちろん事業所側、特に上司のメンタルサポートは不可欠であり
業務をどこまで理解しているかでも大きく変わる


入り口と出口を相談員、入所してからはケアマネというスタイルは
本来のケアマネジメントからすれば少し歪んだ形態ともいえます

人間には
刷り込みという深層心理があります
雛鳥同様最初に見たものを親と思うのとよく似た感覚
ケアマネは自由にチェンジできますよ!と言われながらも
殆どの方が変えることは無い
これもこうした心理がどこかで働いているのかもしれません

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施設ケアマネは居宅よりEASY

こう言うと反感買うかもしれませんが、業務内容、拘束、調整などなどから見て
そう思うのは私だけではないと思います

老健なら100名のモニタリングとカンファを
定期的に行えば良いだけですからね
3か月ごとの見直しならひと月30名チョイ
1日2名もすれば余裕となります

施設ケアマネは
まさにスケジューリングが業務の効率化を図る最大のポイント
対象者は同じ施設内で移動も少ないわけです
居宅ではこうはいきません
異なる法人間のカンファ準備、場所、日時調整、
毎月の居宅CP作成から実績、なかには+請求業務ってとこもあります

だから
今まで施設ケアマネという業務が放置され続けてきたと思います
施設ケアマネの課題を浮かび上がらせて
もっと発信していくことが重要です

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同じ法人内での甘え
これが施設ケアマネのアキレス腱となる

なあなあ感がどうしても出てしまう
これをしっかり管理できるかどうかが施設ケアマネのポイントである

まさに多職種協働というチームケアの要となれるかどうかである

なあなあ感でやってると
単なる烏合の衆、チェアーマンとなれるかどうかが施設ケアマネの品格を決定する

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