梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

食費見直し

2011年03月03日 | さえずり
年度末

人件費はそうそう削れるものでは有りません

多くの施設の支出の2番手は給食委託費です
この部分への着手を行なうには多くのデータが必要です

基本
1380円×365日×98Ave=49,362千円
ざっと5千万円となります

次に1380円の内訳は大きく二つ
人件費
食材費

この比率も業者間で大きく違いますし
食の質て提供の部分に関係します


仮に50円契約単価が違えば
50×365×98=1780千円 

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単価を下げて質が下がらない保証は無いながら
一方で、上げれば質は上がる保証も無い

これが
食事の難しさである

ただ言えるのは
牛丼戦争に見られる価格競争では質を保ちながら
限界へ挑戦している点を
今の給食委託会社たちには見受けられないということ


食材を変えたり、パートを1名削ったり
姑息な手段を今時取る所は無いだろうが

・冷凍食材のチェック
・献立表
・嗜好評価
・コスト管理 
・ソフト食対応 などなど

日々のチェック機能が
食事の質アップに繋がるといえます

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生活支援サービス
配食というのもこれからの展開には重要となってくるだろう
ケアの部分は24H訪問で賄えても
食事まではどうなのだろう??

老健の厨房が遊んでる時間(夜間)
こうした空き時間を配食弁当などに廻す仕組みがあれば
そして配送手段があれば
もう少し配食というのも変わるだろう

たら、ればは時に現実化することが重要

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以前実地指導で話題になった
日用生活、教養娯楽、おやつ代といった保険外での費用

事業所や取引先努力が出来る数少ない費目

サービス付き高齢者住宅(サ高住)
と重ねて見てみる事も重要

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キャンセル
通所や短期のキャンセル
これによる被害額(あえてこう書きます)
これを全く認識していない居宅ケアマネもまだまだ居ます
部屋代は勿論ですが
・部屋調整
・食材準備 他

介護施設は母数が大きいから今は
キャンセルフィーなど取らないところが多いが
小規模なら死活問題になることも
同じ地域での貴重な一部屋ということをお忘れなく

一番やってはいけないのはダブルブッキング
いつも行ってる方が空いたのでそちらへ…

もはや連携とは言えず
利用者希望を理由にするレベルのケアマネ
「初めてですが、新しい友達もできるだろし
 刺激になりますよ!サービスも比較できますしね」
これくらいは話してくれているのだろうか??

居宅の無い介護施設の想いのひとつ

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