梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

二極化老健

2011年12月05日 | さえずり
京都では週末老健大会開催

これから老健はどうあるべきか?
そうした岐路にあるのに…
テーマは???

「高機能化」
「住まい化」

多床室長期化老健はサ高住転換するしか無さそうな感じです
両者の良いところを取ったハイブリッド老健なんてのも
良いと思うのですが、待った無しの現状では無理だろう

高機能化の条件、というかハードル設定をどうするかが注目されます
おそらく最初から高くはしないとかと思います
徐々に上げていく中で淘汰され
いくつもが「住まい化」老健になり、いずれはサ高住転化となる
シナリオとしたら多床室老健はドキドキものです

ケアを担当するマンパワーも
今後、期待できるほど増加していくとは今の就活を見ていれば感じる

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事務長など含めた運営責任者は
今の自分の担当する老健がどちらに属していくのが良いかの判断が必要である
8割以上は「住まい化」なのではなかろうか?

高機能に求められるのは
1リハビリ強化
2在宅機能強化
3認知症対応

地域にどれだけ目を向いているか?などがポイント

1と3は事業所側の努力で可能な面が多々ですが
2には家族の理解、ケアマネの意識転換も求められます

ホームシェアで空床補償などが為されるなら
こうした取り組みは上手くいくかもしれません
今のやり方では多くが万歳してしまいます

制度上で利用者側へもある程度のペナルテイや
在宅復帰の強制力を事業所に持たせるなど
行政不介入な契約部分での詰めは必要であろう
3ヶ月以上の逓減制復活、利用者負担が長期化すれば
負担割合を2割にするなど手法はいろいろ
低所得向けは別途必要であろうが…

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老健では退所日を決めてケアプランを組まない…
そんな暗黙なルールを言うケアマネも居る
確かに読み方次第な部分もあるが
退所日を決めて、送迎方法を決めて、退所後の在宅CPもあれば
机上論ではOK
あとは受け入れ家族の問題

入所申込で多い
「介護力不足」
この基準も実際どこにも無い
インテーク者の主観、しかも根拠も無いまま
こうした部分の詳細な裏付けも高機能化老健では必要である

情報共有化で高機能化老健は成り立つ面も多いでしょう
利用者情報(サービス履歴など)をクラウドシステムで
把握しながら利用全体を見渡せる仕組みは
地域包括ケアでは必要だと思うんですがね

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