にゃんこ日和

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チャーミング最後の2週間

2024-11-13 12:49:00 | 日記
私の命よりも大事な猫
2024.5.29に
天に召されてしまった
愛猫チャーミングの
最後の二週間を
忘れない為に書いておこうと思う
2024.5.15
前日夜からチャーミングが
オシッコをしていない気がして
気になって午後から
A動物病院に連れて行く
診察室に入ると恐怖で固まって
診察台の上で伏せの状態で
大人しくしているのは
いつものことだった
しかし、
チャーミングの顔を見た医師が
お鼻が紫色している。呼吸も荒い。
気になるので血液検査の他、レントゲンを撮ってもよいか、と聞いてきたので
お願いします。と返答した
オシッコが出ていないのが
気になっていたので
気がつかなかった。
暫く待たされた後、
診察室に呼ばれた
医師は肥大型心筋症の疑いがある、と言った。
肺水腫を起こしていると。
猫に多いと言われる腎臓や尿路トラブルのことばかり気にしていたので
心筋症なんて思ってもみなかった。
医師からは
肺水腫を起こしているので
心筋症としてはかなり進行してしまっている。
余命は余り長くないだろうとも。
オシッコの方は
膀胱にオシッコは溜まっていないし
腎臓の数値も悪くないと。
強心剤と利尿剤を処方され帰宅。
直後、チャーミングはトイレに入って血尿をする。
再度A動物病院へ。
念の為、二週間効く抗生剤の注射を受ける。またしてもチアノーゼを起こす。
A動物病院の医師からは
胸水の原因はおそらく心筋症が原因と思われるが、癌が原因の場合もある。
詳しい検査をしたいなら
横浜の専門の病院を紹介する、と言われる。
しかし、車で10分程度の動物病院に行くのにチアノーゼを起こしてしまう子を
どうやって車で1時間近くかかる横浜まで無事に連れて行けるのだ?
横浜の動物病院まで連れて行くのは不可能だと思い断念した。
しかし、本当はこの時に
横須賀市内でも
猫の心筋症を多く診てきた動物病院を
必死で探すべきだった。
A動物病院では無駄な二週間を
過ごしてしまった、、、。
2024.5.16
医師から勧められたレンタルの酸素室が
家に届く。
処方された強心剤と利尿剤を朝晩飲ませる生活になる。
最初は酸素室に閉じ込められるのを
嫌がっていたチャーミングだったが
酸素室内では呼吸が楽なことがわかったようで、ご飯やトイレに行く時以外は
自ら酸素室に入るようになった。
時々、階下の寝室の窓の側に置いてある
Amazon の段ボールに入っていた。
午前中だけ日が差し、午後は日が陰るこの場所はチャーミングのお気に入りだった。生け垣に来る小鳥や虫を眺めることができたからだと思う。
ご飯はカリカリもウェットも余り食が進まないようだったが
チュールやおやつ系のカリカリは
割と喜んで食べた。
ネットで九州にある漢方薬局に相談した結果、肺水腫を起こした猫の心筋症治療は、まず肺の水を一刻も早く無くすことが先決だと言われた。
心筋症の治療に詳しくないと感じる
A動物病院の医師に不信感を持ち
B動物病院にセカンドオピニオンして貰うことにした。
B動物病院は、横須賀市内で猫の心筋症治療の症例を多く扱っていた。
2024.5.28
転院したB動物病院で血液検査、エコー検査、レントゲンなど一通りの検査をし、肥大型心筋症でほぼ間違いないこと。心筋の肥厚はまだそれ程酷い状態にはなっていないので、まだ治療できる余地はあるとの説明を受けた。また、A動物病院で処方されていた強心剤は通常は犬に処方するものだということ、利尿剤も弱すぎると、、、。
最初からB動物病院に通っていたら、と本当に悔やまれた。
まず肺水腫を改善することが一番先にやらなければならないことなので、入院することになるが大丈夫ですか、と聞かれ
お願いします、と即答した。
夫も私もこの時は
チャーミングは肺水腫を治して
通常通りの生活ができる位に
回復して退院できる、と信じていた。
2024.5.29
午前中ジムに行き帰り支度をしていると、夫から携帯に電話が入った。
すごく嫌な予感がして電話に出た。
動物病院から夫の携帯に
今朝からチャーミングの容態が悪くなった。すぐ病院に来れますか?と
連絡が来たという。
急いで帰宅した。
服を着替え、夫の運転で動物病院に向かった。
15分くらいで病院に到着。
チャーミングは集中治療室のような場所で診察台に横たわり、酸素マスクをあてがわれていた。
ぐったりと横たわっていたが
目は開いていて
チャーミング!と呼びかけると
瞬きをして反応した。
肉球を触ると体温が下がっているのがわかった。
夫と二人で必死で声かけをした。
偉いね、とか 大好きだよ、とか
元気になっておうちに帰ろう、とか
プラスになることだけを必死で
呼びかけて
身体をさすり、肉球を手で包んで温めると、チャーミングの心拍数や血圧は安定してきた。
その様子を見て、医師は
少し状態が落ち着いてきたので
ひとまず酸素室に戻しましょう、と言った。
診察台から酸素室にチャーミングを移した直後、それまで診察台で力なく横たわるだけだったチャーミングが突如4本の脚で立ち上がった。しっかりと立っていた。
そして、私の顔を見て2回鳴いた。
しっかり目を見開いて。
私は駆け寄ってなだめようとした
次の瞬間、嘔吐くような仕草をしたチャーミングは前のめりに倒れ、そのまま動かなくなった。
私は、呼吸していない!呼吸していない!と絶叫した。
医師がとんできて酸素室からチャーミングを運び出し、診察台に乗せ心臓マッサージを施した。
10分以上心臓マッサージを続けてくれたけど、チャーミングは2度と戻ってこなかった。
入院して18時間くらいしか経っていなかった。
まだ6歳と4か月。

超ビビリで病院が大嫌いなチャーミングだったから長居したくなかったのかもしれない。
酸素室に戻された時、私に向かって何て言ったんだろう。
きっと、僕をここに置いて行かないで!
僕を連れておうちに帰ってよ!って訴えたんだと思う。
それを考えると身を引き裂かれるくらい辛い。
あの時、医師に酸素室には戻さないでください。酸素マスクは私があてがっていますから、どうかこのままチャーミングを安心させて逝かせてあげたいので、このまま見守らせてください。
そう言えば良かった。
一番後悔している。
酸素室なんかに一人取り残されて置いて行かれるのは嫌だったよね。
心細い思いをさせて本当にごめん。
ずっと撫でていて欲しかったんだよね。
きっと最後の力を振りしぼって
訴えたんだと思う。
それで力が尽きてしまった。
心臓が止まってしまった。
わかってあげられなくて
本当に本当にごめんなさい。

私は、虹の橋の話を信じている。
私が死んで彼岸に渡る時は、
私の愛しいチャーミングは
必ず迎えに来てくれる。
チャーミングは抱っこが苦手だったけど
次にチャーミングに再会した時は
ぎゅうっと抱きしめて
絶対に君を離さない。
爪を立てて暴れても絶対に離さないよ。
2度と離さないよ。
会いたいよ。
触りたい。
匂いを嗅ぎたい。
声を聴きたい。
大好きだよ。
私のチャーミング。
ずっとずっと大好き。





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