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これはとんだ拾い物。実は埼玉県志木市の柳瀬川沿いのソメイヨシノの桜並木を見に行ったところ、既に散りかけ。
途中でこんな「チョウショウインハタザクラ」なる看板を発見。半信半疑で行ってみることに。
志木第三小学校の西隣、長勝院跡に到着。
これがその木だ。
↓推定樹齢400年以上。樹周り3.05m。
↓どれどれ、何が違うの?? ヤマザクラの一種だという。花びらは大きめ。
↓これが特徴らしい。 雄しべの一部が花びら状に変わった「旗弁」。
↓画面のど真ん中にあるのが旗弁。
全ての花にあるわけではないので、見に来られた方々で協力して探しあう。まるで宝さがし。
見つけた人が「あった、あった、これですよ!」と見ず知らずの方に教えて、「あぁ、これ!」とお返し。不思議な一体感が生まれる。
↓木の下に休むカッパの「さくら子」さんを発見。カッパは志木市の名物。
↓敷地内のすぐ近くには八重のしだれ桜。
石仏も。合掌。
長年撮り歩きをしていると、最初想像もしていなかったものに出会えることがしばしばある。これが醍醐味。
当初の計画にこだわらないのもこのため。随時状況次第で変更。