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ボールペンで書いた筆跡が消せる。「そんなことができるのかね?」と思いつつ、「フリクション」を試してみる。おしりの部分に専用ラバーがついていて、ここで消すもの。「何だ砂消しがついてるのか?」と早合点。どうやらインキに秘密があって、消しカスが出なかったり、何度でも上書きができる。今までのようにうっすら鉛筆で書いて、あとでボールペンでなぞる必要もなくなった。
ところで、私の興味の惹かれたのはこの商品のTVCM。会議のスケジュールを巡って、段取り役の若い社員が、何人もの上司に振り回されるという設定。おまけに社長の「会議はなしだ!」のオチまでつく。
そう遠くない昔、私もこんな役を担当したことがあり、CMさながらの光景をよく経験したものだ。お客様そっちのけで会議ばかり。会議が多いので、会議のスケジュールどりにも四苦八苦。会議のための資料づくりに時間をとられる悪循環。無駄の削減といいつつ、会議が一番無駄だったりして・・。1時間の会議、10人出席で延べ10時間にもなる。たった1人が10分遅れてきただけで、10人として100分ものロス。
ん、これってどこかの政治と似ている??
会議にこのボールペンが使われる回数が少ないことを祈ろう。ほかにもいろんな使い方ができるのだから。