
今朝の中日新聞の朝刊を読んで目ん玉が飛び出た。
「『岳人』の商標権をモンベルに譲渡」ーーー。
これまで『岳人』誌は中日新聞社が発行してきたが、9月号(8月発売)からモンベルグループ(ネイチュアエンタープライズ社)が発行を引き継ぐそうだ。
廃刊になるのと比べれば、山田淳さんの言葉を借りれば「100万倍よい」か。たしかにそうだけれど。
敵対的買収をされたわけでもないし、今後も「岳人」の名前が残ることを考えれば、それほど悪い話でもないのかもしれない。
むしろモンベルの辰野さんが助け舟を出してくれたのかもしれない(想像)。
とはいえ、どんな9月号以降の『岳人』誌がどんな内容になるのか楽しみ半分、不安半分だ。
紙媒体を捨ててオンライン雑誌化したり、読者に迎合したゆるい内容にはなってはほしくないなあ。
ちなみにモンベルクラブ会員に届けられる会報誌『OUTWARD(アウトワード)』は、会員数=発行部数と考えられるので、その数は約30万部。
一方『岳人』誌の発行部数は約5万部ということなので、仮に9月号以降の同誌が『OUTWARD』にとって代わる媒体となった場合、そしてすべてのモンベルクラブ会員への流通となった場合、一気に部数が最大6倍となる可能性もある…。
想像ばかりしても仕方ないが、いち『岳人』愛読者として、今後の行方を見守ろう。
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