瑞原唯子のひとりごと

フィギュアスケートLife Extra「Life on Ice 宇野昌磨」



限定版か通常版かめちゃくちゃ迷って、通常版にしました。違いは表紙カバーだけです。

表紙はカバー仕様。カバー下は文字のみ。撮り下ろし写真はクオリティが高いうえ枚数も多くて、満足度が高かったです。目力が強くて色気のあるスーツ姿もいいし、やわらかい表情のニット姿もいい。スーツ姿だと若手実業家みたいな雰囲気もあるね。特に好きなのは、ポスターのジャケットひっかけ白シャツ姿、正面上半身のカメラ目線スーツ姿、P17ベージュニットうつむき、P20ベージュニット横顔、P24カラフルニットうつむき笑顔、カラフルニット正面ポスター。

独占インタビューは読みごたえがありました! これからのこともいろいろと考えているんだなということがわかる。引退発表についてはそうだろうなと思ってたので、答え合わせができた感じ。

スケーターとしてはやっぱり高橋大輔さんに憧れてるそうで(ゆづくんとネイサンは競技者としての憧れと言っていて腑に落ちた)。でもこれからは自分というものも大事にしたいと言っていたのがうれしかった。自分の良さや強みに自覚的になってくれたら、プロとしてさらに素晴らしいものを見せてくれそう。自主的に筋トレもしているようだし、どういう方向に進むのかということも考えているようだし、これからにめっちゃ期待してる!

スケーター以外のお仕事についてもいろいろ語ってます。歌とダンスはNGだそうで笑。わたしとしてはかっこいい陸ダンスも見たいんだけどな! ダメなダンスで笑ってもらおうとするのもいいけど、けっこう踊れるじゃんってところも見せてほしいぞ。インタビューはね、やっぱり仕事としてだと聞きたくないことも聞かされたりするよね。相手のことを考えすぎるタイプだとつらいこともあるかも。

PLAY BACKは過去の再録だけど、わたしは平昌シーズン以前はフィギュア関係の本をほとんど買ってなかったので、初めて読むものが多くていまさらながら楽しく新鮮に読めました。順番に読んでいくと、だんだんとフィギュアスケートも内面もコメントも成長していくのがわかる。2016年に英語を勉強したいとか言ってたんだね笑。賢二としゃべろうよ! もめっちゃ面白かったです。

Message to Shomaがとてもよかった。樋口美穂子先生の全日本で捻挫したときの具体的なエピソードは、何気に初めて聞くものもあったような。呆れることも多いけどやり通すからすごい、に美穂子先生の気持ちが凝縮されている気がする。宮本賢二先生も具体的なエピソードをたくさん語ってくれて。だんだん打ち解けていく過程のようなものを見せてもらえた感じ。そして振り付けのときの取り組む姿勢が宇野昌磨くんらしくて。最初に浮かんだ動きを大事にしてくれたとか。できないこともできるように努力してるんだと。

宮原知子さんも初めて聞くエピソードがチラホラ。奥底にはずっとお互いを見ている、というのがすごくいいなと思った。山本草太さんのすしざんまいエピソードにわたしもキュンとなった笑。島田高志郎くんは本当に仲良しなんだなと。すごく純粋でさっぱりとしていて愛情深いというのはものすごくわかる。大事にしたいひとを大事にできるひとというのも。

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