- NumberTV #11 宇野昌磨 「僕はもう、ここまでかな。」|Lemino
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- 「僕はもうここまでなのかな」宇野昌磨が語った“失意の底”「僕のスケート人生で挫折という言葉を使うなら…」心を変えたコーチの言葉<NumberTV>|Number Web
Lemino(動画配信サービス)にて無料配信中。すごく見応えがあって上質なドキュメンタリー。宇野昌磨さんをあまり知らないひとにもぜひおすすめしたい。宇野昌磨さんの挫折というと真っ先にフランス杯を思い浮かべるけど、それだけでなくスケート人生を時系列に沿って丁寧に振り返っています。出来事だけでなく心情も含めて。宇野昌磨さん本人が穏やかに語っているのがいい。
出演は宇野昌磨さん本人だけかと思ったら、無良崇人さんとステファンのインタビューもありました。無良さんは3Aが跳べないときに4Tを勧めたときのことを。ステファンは正式にコーチになるまえのことや世界選手権で優勝したときのことなど。宇野昌磨さんへ向けた愛にあふれたメッセージもあって、これがまたグッとくるんだわ。
そして、宇野昌磨さんの「空っぽのフレームにどんな写真を飾りたいか」の答えにジンとくる。ステファンのこともチームシャンペリーのこともすごく大切に思ってるんだなって。チームシャンペリーで写真を撮る機会はあるかな? とりあえずステファンと会ったらツーショットを!
挫折は成功につながるためのプロセス。今シーズンの記者会見で、宇野昌磨さんが大事なことに「失敗」を掲げていたのにもつながるな。ふと今回の全日本フィギュア男子のことを思い出した。今回、期待されながらうまくいかなかったひとが多かったけど、成功につながるためのプロセスだと考えてくれたらいいな。
ナビゲーターの「宇野さんの人柄が引き寄せた必然の出会い」の言葉もうれしかった。宇野昌磨さんはまわりの人に恵まれているとかよく発言しているけど、それはやっぱり本人が引き寄せているんだと思う。このひとの力になりたいと思わせるものがあるんじゃないかな。
ステファンが帰りのバスでジャッジに声を荒げた話にはちょっと笑った。怒ったり泣いたりするのはあるだろうなと思ってたけど(例のNHK杯のときに実際そういう話があったよね)(これもNHK杯のときの話かな?)、まさか採点したひとに詰め寄ってるとは思わなんだ。熱いひとだからなぁ。
18-19シーズンは見てるほうとしても苦しかった。成績の問題ではなく、宇野昌磨さんがつらそうなのが伝わってきて…。でもあの張り詰めた感じが月光にはよく合ってたんだよな。なかなか見返せないけど。
プレゼントに応募したかったけど dアカウントがないとダメみたい。残念。
Number Webの記事は、NumberTVの動画にはない部分もありました。競技人生のベスト演技に答えてるんだけど、そのひとつが23年のNHK杯フリーで…「ステファンも僕も納得できる練習をした上で、試合も納得できる演技ができました。ただ、結果だけがついてこなかった。あえて自らが“ベスト演技”にしないと、一生報われない気がします」って胸がキュッとなった。