ルルーシュが壊れたかと思った。ナナリーにあんなことを言ってしまうなんて。でも、手が震えていたのを見て、精一杯、堪えていたんだとわかりました。ナナリーのためだったはずだけど、事態はもはや引き返すことができなくなっている。昔のルルーシュだったらここで投げ出していたような気がするけれど、ここまで覚悟を決めていたとは。
ペンドラゴンの住民が避難したというのはやはり嘘でしたな。この腹黒め!
シュナイゼルは神になるつもりらしい。ダモクレスからのフレイヤ弾頭というのが、すでに神の雷のようなものですな(なんかラピュタみたい)。人類を教育し直すとか、恐怖をもって治めようとか、まさに「ダモクレスの剣」というところか。フレイヤの発射スイッチが剣の形をしていたのも、ここから来ているのかな。
しかし、シュナイゼルの動機となる部分は、結局シャルルと似ているんだよな。人は嘘をつき、欲望を止められないし、争うことはなくならない。それはその通りだと思うんだけど、だからといってラグナレクの接続とか、恐怖を持って支配するとか、そういう方向に行くべきではないと思うんだ。どうすればいいのか、というのは難しい問題ですけどね…。抑止力としての力は必要かもしれないけれど、シュナイゼルのは度を超えているからなぁ。実際、民間人大虐殺だし。しかも、それに心を痛めるでもなく、逆に良かったとか言っているあたりがどうなのかと。
ナナリーだってそんなことは望んでいないと思うんだけどな。ナナリーもすべてを知っているわけではない。おそらくシュナイゼルに都合のいいことだけ吹き込まれて、シュナイゼル側につくことを決めたんだと思う。ルルーシュは確かに嘘をついた。でも、シュナイゼルも嘘をついていることを知っているのだろうか。あと、ルルーシュの行動に対して責任を感じている部分もあるのかも。自分が終わらせなければという健気な気持ちをシュナイゼルは利用しているような気がする。ナナリーにはもっとちゃんと見てほしいと思う。すべてを知ったうえでどちらを選ぶか、あるいはどちらも選ばないのかを決めてほしい。現実的には不可能だろうけどさ…。ただ、シュナイゼルに操られたまま、罪を背負うなんてことをしてほしくなかったんだ。押しちゃったけど…。それを押したらどうなるか、ナナリーはちゃんと知っているんだろうか?
コーネリアは死んでしまったんでしょうか。こんなあっさり死んだとは思いたくないけども…。コーネリアは最後までまともでしたね…。
C.C.とルルーシュが良かった。ルルーシュのそばにずっと変わらずいたのは C.C.だけなんだよな。
ジノとカレンも良かった。でも、ジノもカレンも本当のことは知らないんだよな。ルルーシュを倒してもすべては終わらないと思うんだ。
ルルーシュとシュナイゼルの戦い。完全に駒を使ったゲームになっています。なんだこの現実感のなさは。というか、世界は完全に巻き込まれ状態ですね。ふたりとも何がしたいんだ。シュナイゼルの目的はわかったけれど、ルルーシュの目的は? 世界をどうしたいの?? スザクとの約束ってなに??
ヴィレッタに子供が出来たのではないかと思ったけど、やっぱりそうだったんだな。ひとり残っているけれど…そこも安全とは限らないしなぁ。どうなるんだろう。とりあえず、扇が生きてて良かったなと。初めて玉城が役に立った?(酷)。
しかし、扇さんの「最初にゼロを認めてしまったのは俺だ」というのにズキッときたよ。そういわれてみれば、そうなんだけど…責任を感じていたんだな…。
ニーナが鍵を握る? なんかちょっと怖いなー…。なんかやらかしそうな…。
シュナイゼルとルルーシュだと、やはりシュナイゼルの方が一枚上手に見えます。タイトルにもなっているけど、仮面の使い方が上手いんだろうな。完全にルルーシュを悪者にしてから、自分はそのルルーシュを倒すんだという方向に持って行ってますよ。そうでなければ黒の騎士団もシュナイゼルにつくことはなかったでしょうね。
▼コードギアス 反逆のルルーシュ アニメ感想等
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