瑞原唯子のひとりごと

ルパン三世VSキャッツ・アイ


怪盗3姉妹キャッツアイの父ミケール・ハインツが遺した絵画をめぐる話。

お祭り映画ということを念頭において見れば楽しめます。ルパンとキャッツアイの関わりに必然性があるのがよかったし、銭形と内海の絡みも面白かった。ただ展開があまりにもわかりやすすぎるので、そこをもうちょっとどうにかしてほしかったかな。絶対こいつ敵だろうと初登場の時点でわかってしまうのが何とも。追い詰められるシーンでもハラハラさせられることがほぼなかったですし。

泥棒としての腕はルパン一味のほうがだいぶ上のようです。キャッツアイは子猫ちゃん扱い。それはまあ納得してるんだけど、キャッツアイが無能に描かれすぎじゃないかなと思うシーンが度々あって。罠と気付かず簡単に持ち場を離れてしまったり、絵を取りに行こうとしたり、味方を装う敵をまったく疑いもしていなかったり。キャッツアイはそんなものだというなら仕方ないけど。

絵は3DCGのせいか不自然な部分が多かったように思う。陰影の付け方がおかしいし(特に衣服)、何より動きも表情も固いのが致命的。ときどき人形劇みたいに見えてしまう。3DCGだとアニメ的な嘘がつけないから、特にアクションアニメには向かないんじゃないかなぁ。ルパンなんてこれまでそういうアニメ的な嘘で見せてきたはずなのに、どうして3DCGにしようと思ったのか…。

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