瑞原唯子のひとりごと

月刊ハラスポ 宇野昌磨選手特集


宇野昌磨選手の幼少期の話、平昌オリンピックからの4年間、単独インタビュー、コーチのステファン・ランビエールの単独インタビュー、原晋監督(中京大学出身)のコメントなどで構成。ステファンのインタビュー内容について宇野昌磨選手に質問しているのかな。呼応するようなインタビューで、本当にすごく通じ合ってるんだなというのが伝わってきます。公式ツイッターで言っていた相思相愛というのも大袈裟ではなかった。

2019年のフランス大会でどん底に陥ったあと、シーズン途中でステファンのもとへ行き、その年の全日本選手権で羽生結弦選手をおさえて復活の優勝、と正しい流れを描いてくれたのがポイント高い。なぜか2019年全日本選手権はなかったことにされがちなんですよね。本当になぜ…。ただフランス大会の涙はふがいなさゆえではないですね。あと挟み込む過去映像が時系列的に適切でないものがあったり。そこらへんちょっと惜しかった。

ステファンの宇野昌磨評「彼の魅力は誰かの注意を引こうとはせず、演技もしない、ただ存在している。偽りがなく自然な魅力があるのです」に激しく同意。スケートだけでなく人柄そのものもそうですよね。ステファンはそういうところに引きつけられたし、わたしを含めて多くのファンもそうだと思う。

その他の言葉も宇野昌磨選手を深く理解しているものばかりで。そして深い愛情と信頼も感じられて。ステファンは昔から宇野昌磨くんのことを高く評価してましたもんね。そしてすごくかわいがってましたもんね。そんなひとのコーチになったらそりゃ限界突破もしますわ。

ボレロはステファンが僕に合うと思って振り付けをしてくれた…という話。オリンピック公式のステファンのインタビューと合わせて聞くと理解が深まります。ステファンにとって宇野昌磨くんはミューズ的存在でもあるのかも。

北京オリンピックでスケート人生を終わるつもりはない、まだまだ成長したい、という言葉を宇野昌磨くんから聞けるようになったのが本当にうれしい。ステファンもまだまだ滑らせたい音楽がたくさんあるようですしね。これからも二人で一緒に歩んでいってほしいな。そしていい演技をたくさん見せてほしい!

幼少期の映像もたくさんありました。いつもの映像が多かったけど、知らないのもチラッと。わたしが見覚えないだけで初出ではないと思いますが。大須リンクのスタッフの方からは貴重な話が。始めてまもない幼稚園くらいのころに、両足のストップがすでにできていたと。原晋監督も幼少期の映像を見て、すでに体幹ができてる、軸がある、バネがあるとか言ってくれています。

当時の夢として紹介された「オリンピックに出て金メダルをとりたい」だけど、あれはまわりの空気を読んでそう言っていたみたいな話じゃなかったっけ。まあ本人が言っていたのは事実なので夢として紹介されることに異存はないですが。

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