フラワーアーティストの婚約者が殺された事件。
何があっても芸術に昇華させてしまう人間はいるんだよな。ある意味で狂っているというか、凡人の常識でははかれないというか。そういうひとが本物の天才なのかもしれない。たとえ幸せになったとしても、それまでと違う作風ですごいものを生み出すような気がする。
氷室に罠を仕掛けて苦しめた動機は、右京さんの言うように本当に才能への献身だったのだろうか。そうだとしたら彼もなかなか狂ってる。そのために大金を払うことも罪を犯すことも厭わないなんて。
もしかしたら本当に嫉妬で潰そうとしていたのかもしれない。けれど絶望を鮮烈に昇華させるさまを見て惹かれてしまい、潰そうとしながらも相反する感情を持つようになった…ということも考えられる。
家元のみずみずしい感性の源は少年少女のヌードモデル。年端もいかないって何歳くらいだったんだろう…小中学生くらいかな。いずれにせよ未成年だから本人の同意だけではダメだと思うの。保護者の同意も必要だし、たとえ保護者の同意があっても世間的に非難はされるだろうね。
ところで本当に指一本触れてなかったんだろうか。触れてなかったとしても、何時間も凝視されるだけで十分怖いし気持ち悪いな。少年少女のトラウマになってなければいいが…。
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相棒@SKY BLUE
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