瑞原唯子のひとりごと

ワンピース・オン・アイス 名古屋公演 9月3日 17時



TVアニメ『ワンピース』シリーズ史上初のアイスショー。宇野昌磨くんが主役のルフィを務めています。わたしは配信で視聴。一般にしようかマルチアングルにしようかギリギリまで悩んでたけど、一般にしました。マルチアングルだとアングル変えるのに気を取られて集中できないかもと思って。ワンピースはほぼ何も知らない状態で、ABEMAの特番「ワンピース・オン・アイス 予習復習SP」だけ見ました。

ストーリーはダイジェストという感じだったけど、ふんわりとはわかりました。ラストのビビのあたりはちょっとうるっときてしまったよ。表現としてはミュージカルに近い感じかな。ミュージカルの歌部分がスケートになったような。プロジェクションマッピングがスクリーンだけでなくリンクにも投影されるので、いろいろな表現ができて面白いなと思いました。

宇野昌磨くんは全身全霊でルフィを演じていました。彼の身体能力があればこそ表現できたんだろうなと思わされた。全身からパッションがほとばしるような動きをしていて、背中の動きもすごかったし、後半のクロコダイルと対峙するシーンは表情や演出も含めてゾクゾクした。そう、表情もすごかったんですよ。ここだけでなくすべてのシーンで。ルフィらしく喜怒哀楽がはっきりと出ていたけど、感情がこもっているからか演じているという感じがしなくて、すごく自然に見えた。憑依型ですね。なので見ているこちら側もすっと物語に入り込めてしまう。あとルフィとビビの殴り合いがすごすぎて驚いた。ルフィ殴られるの上手すぎでしょ! 本当に殴られて吹っ飛ばされてるように見えた。

ビビはとにかくひたすらに美しかったし表情にもグッときた。華麗で品のある滑りが王女らしくて素敵。ウィッグの色とか作り物感があるなぁとゲネプロの写真とか見たときは思ってたけど、ショーの強い照明のある中で見るときれいに見えた。なるほど、そういうのも計算に入れてるんだなと納得。クロコダイルは悪役感たっぷりの佇まいと重厚感のある滑りがたまらなかったです。好き。サンジのエレガントさも素敵だった。ゾロは剣を構えてるところが格好良かった。ナミは存在感があって目を惹かれたし表情に説得力があった。ボン・クレーは振り切っててすごい。本郷理華ちゃんってわかってるはずなのにわからん。顔はどうなってるの…? 逆にウソップは普通に織田信成くんにしか見えなかった(笑)。これはこれですごいのかも。

フィナーレも楽しかったです。サンジの高速スピンがいちばん印象に残った。ルフィが腕ブンブンしまくってるのは絶対に疲れると思う。個人的には振り付けの宮本賢二先生が出てきてくれたのがうれしかった。ちゃんと仲間のしるしもありましたね! 最後ルフィが背中を見せて片手を突き上げたままはけていくのがよかった。

特典映像も良かったです。練習の様子や本番の舞台裏をちょっと見させてもらった感じ。宇野昌磨くんがルフィから宇野昌磨に戻ったところも見られた。ペコペコしてるいつもの宇野昌磨くんになぜかちょっとほっとしたり。

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