完全犯罪を可能にする殺人球菌をめぐるノンストップサバイバル医療ミステリー。
殺人球菌まわりとか医療まわりとかいろいろと雑でツッコミどころ満載だったけど、そういうものとして飲み込めれば楽しめるかな。主人公の藤巻は反町隆史。放送が相棒の翌日ということもあり、冠城と重なってしまわないか心配してたけど、あまりにもキャラが違いすぎてまったくの別人でしかなかった。
藤巻は話している相手と目も合わせないコミュ障なのに、いきなり理事長を脅迫し出したのには笑った。すごいな! 主人公じゃなければ第1話で殺されるやつじゃん! と思ってたら逆に理事長のほうが殺されてしまったという。
そして実直だと思っていた白鳥がいきなり豹変したのにもビックリ。「神から贈られた偉大なるギフト」とかタイトル回収(早!)したあたりはゾクッとした。私欲でなく医療のためというのは嘘ではなさそうだけど、狂気を感じる。
犯人も展開も読めなくて続きが楽しみ。いまのところ検査技師の久留米は犯人であってほしくない。藤巻の相棒的な立ち位置になってほしい。いいコンビになりそう。