Charme de France

小さなフランス語教室の主宰者の個人的なブログです。(*^-^*)

やっぱりミキティ優勝は嬉しい!(*^-^*)☆Félicitations, Mikitty!!(*^-^*)

2010年12月28日 | 娯楽・スポーツ

採点競技は心臓に悪いと言いながらも、やっぱりフィギュアスケートの全日本選手権をしっかり観てしまいました。昨日のエキシビションも堪能しました。で、やはり、安藤美姫選手優勝で、私はものすごく嬉しいです。





安藤選手は良い演技をした後でも、あまり自分の感情を出さないと思っていたのですが、今回は、足まで使って「よっしゃ~どうじゃ、やり遂げたわ」のガッツポーズと「うんぬの表情」に私はすっかり魅せられました。やっぱりミキティには、圧倒的な存在感と魅力があります。毎回、新しいものを見せてくれるミキティには目が離せません。最後のポーズに男気炸裂のミキティと、感極まってトマトみたいに真っ赤になって涙ぐんでいたモロゾフコーチのコンビは最高です。





今シーズンの安藤選手は、繊細でしっとりとした表現と安定感があって切れのあるジャンプで、自身の魅力を存分にふりまいて、円熟味を醸し出しています。新しいショート・プログラムの楽曲も衣装もパフォーマンスもすべてが美しく、フリーはミキティらしい構成になっていて、スピンも多彩で、終盤のスピンはカタリーナ・ヴィットさんへのオマージュのようで嬉しいです。そして、毎回、どんなジャンプを跳ぶかを微調整する技も巧みで、技を技と感じさせないまでになっています。難しいことを楽々とやりこなしているように見せることこそまさに巧みの技ですが、そういう域に安藤さんは近づいていて素晴らしいです。将来、プロスケーターになっても華やかで、コーチになれば、教え子に慕われそうで、安藤さんには明るい未来が見えます。挫折や試練を乗り越えて、ここまで到達したかと思うと、六年ぶりの安藤美姫選手の全日本優勝は本当に嬉しく、心から称えたいです。



エキシビションでは、心のこもった演技の後、ミキティはうっすらと涙を流していた感じでしたが、今までの人生が走馬灯のように脳裏に過れば、感無量になるのも当然です。私は毎年全日本を観ていますが、今回は格別でした。可愛い高校生だったミキティが六年の歳月を経て、美しい大人の女性のアスリートに成長して、見事な演技を見せた心に残る大会になりました。



また、将来を担う村上佳菜子選手の若さで弾けるような演技も観ていて心躍りました。若い選手層の厚さも頼もしい限りです。もうこうなれば、フィギュアスケートは日本の国技という気がします。そういう意味では、ミキティの「どすこいガッツポーズ」はやっぱり、日本フィギュアにぴったり合ったポーズでした。世界選手権でも、また、ミキティの輝く笑顔と渾身のニューガッツポーズが見られますように。安藤選手のさらなる飛躍と、選手全員の益々の健闘をお祈りしています。





鈴木明子選手は悔しい思いをしたでしょうが、それをばねにして、是非、来年も頑張って下さい。それでは、皆様も良いお年をお迎え下さい。


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