"Beauty is truth, truth beauty."--John Keats
「美は真実、真実は美」--ジョン・キーツ
「レベッカ」や「忘れじの面影」に主演しているジョーン・フォンテインさんは日本生まれで、聖心女学院に通っていたこともあり、どこかしら日本的な奥ゆかしさのある美しい女優さんでした。
聡明で繊細で清楚な彼女の初々しい魅力が溢れ出ている映画「レベッカ」はアカデミー作品賞を受賞しました。翌年、ジョーン・フォンテインは「断崖」でアカデミー主演女優賞を受賞しましたが、同時にアカデミー賞にノミネートされていた姉のオリヴィア・デ・ハヴィランドはジョーンを全く祝福することなく、妹の受賞を喜ばなかったというエピソードが残されています。
類稀な美貌の持ち主でありながら、どこか儚げなジョーン・フォンテインさんのことをもっと知りたくて、私は最近「No bed of Roses」という彼女の自伝を読みました。それを読んで、ジョーンさんが女優として美しかっただけではなく、女性としても優しく誠実で才能豊かで素晴らしく、行間からも温かい人柄が伝わってきて嬉しく思いました。
仲間由紀恵さんを観ていると、1940年代に銀幕を飾った理知的で気品のある美貌のハリウッド女優のことを思い出し、また当時の洗練された美しい名画の数々も心によぎりました。それほど、美は永遠であり、不変ということでしょうか。詩人ジョン・キーツの「美しいものは永遠の喜び」という一節は、綺羅星の中でさらにいっそう眩しく輝くスターに捧げらた讃辞のように響きます。
またメッセージを頂き嬉しいです。有難うございます。
ジョーン・フォンテインさんの映画ではやはり「レベッカ」がお薦めです。セルズニック制作、アルフレッド・ヒッチコック監督の元、主演のジョーンさんは瑞々しい若さと美貌で、初々しくて内気な主人公を熱演しました。ジョーンさんは「内気でおずおずした女性」を演じるのがとても巧く、日本人の私の目には、華奢で繊細なジョーンさんがとても魅力的に映ります。
「忘れじの面影」はシュテファン・ツヴァイクの小説が原作で、監督はマックス・オフュールス、相手役の男性はルイ・ジュールダンです。この映画では、ジョーンは愛する男性をひたすら待ち、ひたすら耐え忍ぶという「日本の古武士の妻」のような古風さで、奥ゆかしく一途な女性を好演しています。
因みに制服のジョーンさんの写真は「純愛の誓い」という映画からのものです。
Morissさんがお好きな黒沢作品はフランスではとても評価されていて、若いフランス人の先生も黒沢映画をよく観ていて、びっくりするほどです。黒沢監督に憧れているとフランス人に言われると、何故か、私は日本人として嬉しくなります。
それから、私も仲間由紀恵さんがずっと変わらず美しいのには感嘆しています。笑顔がいつも柔和で優しいのも素敵ですね。今日も仲間さんがテレビに出るので嬉しいですね。また紳助さんがデレデレするのではないかと思うと、今から笑ってしまいそうです。
それではどうぞくつろいだお休みをお過ごし下さい。
こんばんは。
ジョーン・フォンテインさん、美しいですね。特に目が綺麗です。「忘れじの面影」今度見てみます。2枚目の写真はどの映画なのでしょうか。お勧めがありましたら、またお教え下さい。
モノクロ写真は、綺麗ですね。本当の美人は、モノクロでも美しい。映画でも、良い作品だと、モノクロでも色彩感を感じますね。
話が飛びますが、私は黒澤作品が好きなのですが、最後のモノクロ作品となった「赤ひげ」以降のカラー作品は、明らかに質が低下しているように感じます。
で、また話が飛ぶのですが、昨日テレビを見ていてふと思ったのですが、仲間さんて、20歳ぐらいの頃とほとんどお顔が変わってないですね。変わってないというか、全く劣化していない。何だか老けた仲間さんの顔って想像しにくいです。
また、ごちゃごちゃ書いてしまいましたが、お許しを。
では。