
今日は巴里祭なのですが、日本では別に~







ということで、日本人にとっては、革命記念日はちょっと縁遠いものなのかもしれませんが、







さて、私がここで、マリー・アントワネットの名前を出したのには訳があります。
前回、私は「忘れじの面影」について語りましたが、それはシュテファン・ツヴァイクの“Brief einer Unbekannten”「未知の女からの手紙」という短編小説を映画化したもので、ツヴァイクはその作品の中で巧みに女心を描写していますが、ツヴァイクの手に成る伝記「マリー・アントワネット」でも女性心理が見事に描かれていて、池田理代子さんはツヴァイクのこの伝記に感銘を受けて、「ベルサイユのバラ」を描いたと言われています。皆さんも御存じかもしれませんが、「ベルサイユのバラ」はアニメも漫画本もフランスで人気があります。



ということで、革命記念日の今日、少しだけ、フランスのことについてお話しました。しかし、最近の私はフランスについて語るより、「女優について語るのが私の天職」




フランス語教室は幸い生徒さんも程良い加減に来て下さっていて、夏休みもあることですし、ここはひとつ誠に勝手ながら、当分の間は、女優という「生きた芸術作品」について、全く独りよがりに語らせて頂きます。


私も仲間由紀恵さんの「紳助のバカ




こんにちは。morissです。
シュテファン・ツヴァイクって名前からしてドイツ系ですが、Charme de France様はドイツ語もおできになるのですか?語学の出来る方って、本当にあこがれます。私は、英語のビジネスメール位が限界です。
昔、フランスに行った時、ホテルに帰るのにタクシーを使ったのですが、運転手さんが全く英語が話せない方で、先ず行き先を理解してもらうのが大変でした。(ホテルカードを持っていくのを忘れたのです。)確か、プルマン・サンジャック・ホテルという名前だったのですが、何度私が発音しても、首を傾げてしまいます。ホテルってオテルなのですよね。一応そう言ったつもりだったのですが、通じなかったようです。でも、5,6回繰り返していると、やっと分かっていただいたようで、無事ホテルに到着しました。
フランスでは、ベルサイユ宮殿の美しさが頭に残っています。もう一度ゆっくり訪れて、パリの美術館めぐりをして見たいです。(ルーブルしか行ってないのです。)
と、どうでもいいことを書いてしまいました。
行列の出来る...はもちろん見ました。仲間さんの外面だけでなく、内面の美しさと、何か現実離れした超然としたところが、良く分かりました。まさに生きた芸術作品、というか、特別天然記念物に指定したいくらいです。
「ごくせん」の映画監督が初日舞台挨拶で仲間さんについて語った部分がとても印象的でした。御存知かもしれませんが、また少し長いですが引用させていただきます。
「映画が決まった時に、公開初日が来たらどうしても言おうと思ったことがひとつあるんです。この場をお借りして言わせてください。
この7年間、主役を務めた仲間由紀恵さんにとって決して平坦な道ではなかったと思います。本当に難しい役を、悩みながら、ハードなスケジュールの中、徹夜で台本を読み込んで来てくれて、ときには怪我や病気を隠して現場に来てくれました。その間、仲間さんの口から弱音とか愚痴、誰かの悪口など、一度も聞いたことがありませんでした。間違いなく、この「ごくせん」という作品でいちばん頑張ったのは仲間さんだと思っています。そのことは、ずっと側にいたスタッフ全員が知っていることです。僕たち全員、本当に仲間さんのことが大好きです。
仲間さんだったからこそ、僕たちは心から頑張れたと思うんです。この赤いジャージを着たヤンクミに会うのもこれが最後かと思うと本当に寂しいのですが、関わったスタッフ・キャストの心の中では本当に、ヤンクミは永遠に不滅だと思っています。仲間さん、本当にありがとうございました。」
まさに仲間さんのお人柄を表現した、すばらしい御挨拶だったと思います。(私はもちろん、行った訳ではありません。あるサイトで知りました。)
長々と、失礼致しました。
いつもお便り有難うございます。私への優しい言葉も有難うございます。
フランスでは残念なことにまだ英語が通じないところがありますので、それで生徒さんもパリに旅行する前は集中レッスンを受けたりしています。
ヴェルサイユ宮殿はまさに太陽王が贅の限りを尽くして創った壮麗な王宮で、幾何学的な広大な庭園も含め、何度訪れても感激してしまう素晴らしい宮殿ですね。その陰で、市民の暮らしは貧しさを増していき、最後にはフランス革命という形で、王侯貴族が次々と処刑されていった歴史に思いを馳せると複雑な気持ちにもなりますが、優れた文化遺産や芸術はやはり評価したいですね。Morissさんには、次回のフランス旅行では、
お尋ねのシュテファン・ツヴァイク(Stefan Zweig)はユダヤ系のオーストリア人で、ヨーロッパ的教養のお手本のような作家でしたが、先の大戦でブラジルに亡命し、最期は自殺を遂げるという悲しい結末を迎えました。ツヴァイクは長編・短編小説とともに、バルザックやドストエフスキー等の作家やジョゼフ・フーシェ等の政治家の伝記を多数残していて、どれもが第一級の作品です。つまり、良く描けていて、面白く為になる書物だと私は思います。ツヴァイクは作家としてだけではなく、貴重な美術品の収集家としても有名で、また、翻訳も自在にこなす語学の才能にも恵まれていましたので、フランス語でも多くの著作を残しています。ツヴァイクの小説は「忘れじの面影」だけではなく、他にも映画化されたものがあり、きっと彼の小説のドラマチックなストーリーは映画に映えるということなのでしょうね。
最後に、監督が語った仲間由紀恵さんのお話は、読んでいてじ~んと来ました。
私達もまた、仲間さんが嫌な顔をしたり、むっとしたり、落ち込んだり、弱音を吐いたりするところを一度も見たことがありませんので、仲間さんの優しい表情がいっそう愛おしく思えますね。
いつも、すばやいレスを頂きありがとうございます。
ヴェルサイユ宮殿の庭園は見ごたえがありました。あの幾何学的な造形、緑と水の織り成す空間美は全くすばらしいです。内部では、やはり鏡の間に圧倒されました。でも、Charme de France様のおっしゃられるように、貴族のために庶民が大変な労働力を使って、ある意味無駄なものを作り上げたのですね。
ところで、仲間さんって、ヨーロッパの町並みにすごく似合うと思われませんか。私は、ヨーロッパは、トランジットで降りたヒースロー、とモスクワ以外は、パリ、リヨン、ジュネーブ、インターラーケン、アテネしか知りませんが、パリなどお似合いかと思います。また、スイスの田舎町なども、素朴な感じで良いかなと。
誰か、仲間さんを主人公にして、全編ヨーロッパで映画を作ってくれないでしょうか。パリで一人暮らしをする、人見知りな女の子が、異文化に触れつつ、気品あるレディーに成長する物語とか。恋愛ものはあまりやって欲しくないです。男優さんとの共演は何か違和感があります。雰囲気が違いすぎるからでしょうか。中谷美紀さんと共演とかどうでしょう。妄想は膨らむばかりです。
失礼致しました。
morissさんもヨーロッパを旅したことがおありなのですね。きっと楽しい旅行を満喫なさったことと思います。
morissさんが思い描いておられる「仲間由紀恵さん主演のストーリー」、素敵ですね。
中谷美紀さんがアカデミー賞の授賞式の司会をなさっていた時、「大奥」で優秀主演女優賞を受賞した仲間由紀恵さんを、中谷さんは何とも言えない温かみのある眼差しで見つめておられたのがとても印象深く、心に残りました。
因みに中谷美紀さんにお会いしたフランス人の知人が、「美紀さんは英語だけではなく、時々、フランス語も話してくれて、教養があって、穏やかで落ち着いていて素敵な女性だったよ」と感激していました。
姉妹のような二人が奏でる夢のように美しいドラマ、