クラリネットのマウスピース、めちゃくちゃ高いです。
寿命があるから、半年ごとの買い替えを推奨する人とかもいて、驚きです。
では、寿命とはなんでしょうか?
海外のマウスピース職人さんが、主に以下の3点を挙げられてました。
①先端の角が丸まる。
ティップレールの内側部分の角に丸みが付くと、抵抗感が増すそうです。
主に、スワブを通したときに擦れて角が取れてしまうそうです。
②テーブルの摩耗、その1
リードがテーブルから離れる部分。最初は"|"な感じで面接触離れていたものが、"( ”な感じで点接触に近くなる。
リガチャーのテンションを保ったまま、マウスピースに付けたリードをグリグリ動かすと摩耗していくそうです。
③テーブルの摩耗、その2
リードがテーブルから離れる部分が、左右でズレてくる。
人間、左右の骨格や歯並びが違うので、左右均等なアンブシュアをしている人は珍しく、片減りしてくるそうです。
ほとんど目に見えませんが、何かを当てて、ぶつけたり、削れてしまった以外、この3つが多いそうです。
③はどうしようもありませんが、
1.スワブは、片付けの時だけ通す。
2.リガチャーを十分緩めた状態で、リードの微調整をする。
と、良いそうです。
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