charomoの楽書き帳

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フィンランド 北欧の旅 ロヴァニエミ編5 トナカイ

2011-05-23 | フィンランド
ラップランド最後のサファリツアーは、トナカイです~

これまでトナカイと言うと食べてばかり実際こうやってまじかで見るのは初めて?でした。

そういえば… 日本の動物園にトナカイっていたっけ?

あんまり興味なかったので、ひょっとしたらスルーしていたのかわかりませんね。

それにしても雪の中のトナカイってとっても絵になります。

もう、このソリの後に赤い服着たおじいさんが座ればりっぱなサンタさんの出来上がり~




そしてこのトナカイを引っぱっている、これまたカラフルな民族衣装をまとった人がラップランドの先住民族サーメ人なのです。

当然の事ながらラップランドの先住民族と言う事で国境をまたがり、フィンランド、ノルウェー、ロシア、スウェーデンの北部に居住しています。

主にトナカイの飼育や農業、工芸品等で生計を立てているのだとか…

それにしても雪色に映える鮮やかな色の民族衣装~




それではそりに乗り込んで出発です。

トナカイってイメージ的には鹿のようなものって思ってたんですが… 違いますね。

そりに乗っていて思ったんですが、足首が軟らかい~

なんだか歩いているのを後から見てると肉球とかがフニャフニャぷるぷるしてとっても軟らかそうなんです。そいでもって鹿と違って足の裏がでかく、やわらかそうな毛で覆われています。

北海道のどさんこのように雪の寒さから耐えられるような造りになってるんですね。きっと。




この日はとってもお天気が良く、最高のトナカイ日和でした。

静まり返った雪の森の中で、トナカイの鈴の音ならぬ鐘の音だけがカランカランと響き渡っています。




ちなみに携帯で動画を撮ってきました。

トナカイ



トナカイのお尻ばかりが写っているので後を振り返って正面の写真も撮ってみました。




そりに乗りながら空を見上げるとこんな感じでした。






しばらく行った所でティータイムです。

そりを下りて小屋へと向かいました。

まずは薪で火をおこす作業。

慣れた手つきで手早く薪を割り火をつけます。

サーメの人達は皆携帯用の万能ナイフを身につけているのです。




そして年期の入った煤だらけのやかんに水を入れ湯を沸かします。




薪の勢いは凄いです。

たちまちオレンジの炎がやかんを包み始めました。

極限の寒さの中故、炎を見ているだけでもホッとします。




お湯が沸くと珈琲を入れてもらいました。

インスタント珈琲じゃないので、カップの中では溶けない珈琲豆のかすが浮いていて少々飲みずらかったのですが、氷点下の大自然の中で飲む珈琲は格別なものでした。




そしてスイーツはフィンランド名物シナモンロールです。




ひと時の珈琲タイムでフィンランド談義に花が咲きとは言っても飛び交う言葉は英語、フィンランド語、フランス語、日本語と国際色豊か。

私が唯一わかった事といえば、『今日は雲一つ無い絶好の天気だから8:00から0:00までの間に見れるオーロラの確率は非常に高いのだ』って事。

とは言えこの日はpm9:00にはロヴァニエミを発たないと行けず、チャンスは約1時間。

ひたすら心の中で祈ってました。

珈琲飲んだ小屋~ まだ薪の火がくすぶってました。




と、そこへ犬ぞり軍団が走ってきました。

トナカイぞりに乗りながら犬ぞりを見るって、なんて贅沢な光景なんでしょうね。




トナカイも犬もそうだったんですが、歩いている最中に必ず雪を食べるんです。

なのでトナカイの鼻の周りは、よく雪で白くなっている事が多いです。




約1時間半程かけて森の中を一周してきました。

トナカイに労いの言葉をかけ山小屋に入りました。




ここではサーメ人とトナカイとの深いつながりをビデオで学びました。






ホテルに戻る頃にはすっかり日が沈みかけていました。






今夜が最後、果たしてロヴァニエミを発つまでにオーロラは見えるかな…






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