雪上をまるでハイウェイの如くバスはスピードをあげて走って行きます。
暗闇なので車窓の風景は生茂った針葉樹がシルエットとなって目に入って来ます。
殆ど雪を見る機会が無い私は終始窓を眺めていました。
イバロ空港からバスに揺られる事約30分。
目的地の『サーリセルカ』に到着~
ちょうどバスは宿泊するホテル『リエコンリンナ』前に停車。
チェックインを済ませ、直ぐさま部屋へとむかいました。
こじんまりとした清潔な部屋です。
決して豪華では無く、日本で言えばスキー場にある民宿のような感じです。
でもシャワーとトイレは付いていますよ~
フィンランドってこんなに寒いのにバスタブが付いていない宿が多いのです。
でもバスタブがついて無い変わりに共同のサウナ施設があります。
サウナは結構充実してますね。
もちろん男女別になっていて日本のサウナの入り方と大して変わりません。
変わるとしたならば、焼け石に水をかけて蒸気を発生させる事です。
日本でこんな事をしたならば必ず怒られますが、ここでは水をかけないと逆に熱くないのです。
水をかけて蒸気を発生させてその熱で体を蒸らすと言った感じ~
これが半端無く熱い!!
水をかけないとぬるいサウナなのに、水をかけたとたん火傷しそうな程熱いのです。
なので水をかけすぎると、蒸し焼きになりそう~ そうそうまるで『ヘルシオ』なのです。
部屋の奥のテーブルにはハスキーのぬいぐるみが赤い袋の中に入っており『take me home from lapland』僕を家に連れて帰って~って書いてあります。
知らない国に来てこう言うぬいぐるみを見るとなんだかホッとして持って帰りたくなりそうですが、一階のフロント横で山ほど売っているのを見てやめました。
お腹も空いて来たので外を散策する事にしました。
さすがに夜の道は寒いと見えて人影がありません。
地面の雪をキュッキュキュッキュと踏みしめながら歩いているとレストランを発見!!
もうお腹が空いているのと寒いのとで最初に見つけたお店に入る事にしました。
『kieppi』と言う名前のレストランです。
フィンランド語は全くわかりませんが、発音の仕方は日本のローマ字読みに近いのだとか…
店内に入るとまず、大きな暖炉がありそれを囲む様に周りに人が寛いでました。
そしてウッディーな壁には北欧らしいヘラ鹿の頭が飾ってあります。
民芸調レストランのように取って付けた様な感じが無く、全く嫌みの無いおしゃれなレストランです。
テーブルウエアーも本格的です。
海外に行くと必ずと言っていい程、飲み水は別で購入しますが、フィンランドでは日本と同様必ず席に着くとお水を持て来てくれます。
水が豊富なせいか、水道水でも普通に飲む事が出来るので、お店で売っているペットボトルは大抵が炭酸水です。
まずはフィンランドのビールで乾杯~
フィンランドぽい魚の絵の付いたラベルです。
味はちょっと苦みが強い様な… そして少し癖がある様な… (ビール通でも無く、ビールが好きな訳でも無いので感想は超いいかげんです)
最初にオードブルを注文しました。
メニューは何故か日本語版が有ります。(日本人が多いせいかどこのお店にも日本語で書かれたメニューが別に用意されています)
これは魚と海老とお肉そしてサワークリームの前菜です。(サワークリームはよく登場します)
お腹空いていたせいもあり、どれもこれもとっても美味しかったです。
お肉は少し冷凍されていました。海老はマリネ風です。
そしてサーモンのクリームスープ。
味はかなり濃厚でサーモンがゴロゴロ入っていて体の芯からポカポカ暖まるスープでした。(何杯でもいけそうです)
メインはやはりこれです~
トナカイの肉。因にトナカイの事をreindeer(レインディア)と言います。英語表記ではそのように書かれています。
マッシュポテトの上にはトナカイの肉がふんだんに盛りつけられています。
周りにはベリーのソースとピクルスが洩れなく付いてます。
トナカイと聞くだけで、サンタさんのソリを思い出し、なんだか食べるのが申し訳ない様な気分になってきます。
味はさほど癖は無いのですが、脂身が少なくちょっとパサパサって感じで、霜降り大好き日本人は物足りないのでは無いかと思われます。
かなりヘルシーかも…
でも食べているとやはり頭に浮かぶのが、サンタさんを引っぱっている姿♪真っ赤なお鼻のトナカイさんは~♪ おおこんな姿になってしまって…
結局2口くらいで辞めてしまい、後はピクルスをポリポリと食べていました。(普段ピクルスなんて見向きもしない私が美味しく食べているのです)
そのうち疲れからかどっと眠気がおそってきて気がついたら寝てました。
相方が言うには食べながら寝てる姿が滑稽だったのかウェイトレスのおばさんがクスクスとずっと笑っていたそうな… はずかし
(どうも私は海外旅行に行くと必ずその日の食事は食べながら寝てしまう傾向があるみたいです)
レストランを出た後、オーロラ観測小屋を探しに再び夜道を散策しました。
ちょうど建物の裏側が森になっているので街の光が届きにくくオーロラを観測するにはちょうどいい場所なのです。
夜空を眺めてしばらく待っていると何やら白っぽい雲が縦に伸びて来ていました。
雲にしては何だか動き方が変だったのでもしやと思いカメラのシャッターを切ったのです。
でもその頃が限界でした。
外気は-30℃の世界、もともと散歩がてらに歩いていたので長時間居続ける余裕はありません。
もう、手足の先が完全に感覚が無くなって来ています。
ましてや写真を撮るとなると、三脚やらシャッターやら緻密な作業が入って来るため、当然手袋を外し素手で操作しなければなりません。
後ろ髪を引っぱられる思いで、それでも命が大事~って事で一枚だけ撮ってホテルに戻りました。
暗闇に緑の光って、なんとな~く オーロラかなって思うんですけど…
肉眼では緑は見えなかったのですが、写真に撮ると緑が映り込んでいました。(因にF値は1.8 シャッター速度は20とやや長めで取ってしまった為少々ピンボケになってしまいました)
暗闇なので車窓の風景は生茂った針葉樹がシルエットとなって目に入って来ます。
殆ど雪を見る機会が無い私は終始窓を眺めていました。
イバロ空港からバスに揺られる事約30分。
目的地の『サーリセルカ』に到着~
ちょうどバスは宿泊するホテル『リエコンリンナ』前に停車。
チェックインを済ませ、直ぐさま部屋へとむかいました。
こじんまりとした清潔な部屋です。
決して豪華では無く、日本で言えばスキー場にある民宿のような感じです。
でもシャワーとトイレは付いていますよ~
フィンランドってこんなに寒いのにバスタブが付いていない宿が多いのです。
でもバスタブがついて無い変わりに共同のサウナ施設があります。
サウナは結構充実してますね。
もちろん男女別になっていて日本のサウナの入り方と大して変わりません。
変わるとしたならば、焼け石に水をかけて蒸気を発生させる事です。
日本でこんな事をしたならば必ず怒られますが、ここでは水をかけないと逆に熱くないのです。
水をかけて蒸気を発生させてその熱で体を蒸らすと言った感じ~
これが半端無く熱い!!
水をかけないとぬるいサウナなのに、水をかけたとたん火傷しそうな程熱いのです。
なので水をかけすぎると、蒸し焼きになりそう~ そうそうまるで『ヘルシオ』なのです。
部屋の奥のテーブルにはハスキーのぬいぐるみが赤い袋の中に入っており『take me home from lapland』僕を家に連れて帰って~って書いてあります。
知らない国に来てこう言うぬいぐるみを見るとなんだかホッとして持って帰りたくなりそうですが、一階のフロント横で山ほど売っているのを見てやめました。
お腹も空いて来たので外を散策する事にしました。
さすがに夜の道は寒いと見えて人影がありません。
地面の雪をキュッキュキュッキュと踏みしめながら歩いているとレストランを発見!!
もうお腹が空いているのと寒いのとで最初に見つけたお店に入る事にしました。
『kieppi』と言う名前のレストランです。
フィンランド語は全くわかりませんが、発音の仕方は日本のローマ字読みに近いのだとか…
店内に入るとまず、大きな暖炉がありそれを囲む様に周りに人が寛いでました。
そしてウッディーな壁には北欧らしいヘラ鹿の頭が飾ってあります。
民芸調レストランのように取って付けた様な感じが無く、全く嫌みの無いおしゃれなレストランです。
テーブルウエアーも本格的です。
海外に行くと必ずと言っていい程、飲み水は別で購入しますが、フィンランドでは日本と同様必ず席に着くとお水を持て来てくれます。
水が豊富なせいか、水道水でも普通に飲む事が出来るので、お店で売っているペットボトルは大抵が炭酸水です。
まずはフィンランドのビールで乾杯~
フィンランドぽい魚の絵の付いたラベルです。
味はちょっと苦みが強い様な… そして少し癖がある様な… (ビール通でも無く、ビールが好きな訳でも無いので感想は超いいかげんです)
最初にオードブルを注文しました。
メニューは何故か日本語版が有ります。(日本人が多いせいかどこのお店にも日本語で書かれたメニューが別に用意されています)
これは魚と海老とお肉そしてサワークリームの前菜です。(サワークリームはよく登場します)
お腹空いていたせいもあり、どれもこれもとっても美味しかったです。
お肉は少し冷凍されていました。海老はマリネ風です。
そしてサーモンのクリームスープ。
味はかなり濃厚でサーモンがゴロゴロ入っていて体の芯からポカポカ暖まるスープでした。(何杯でもいけそうです)
メインはやはりこれです~
トナカイの肉。因にトナカイの事をreindeer(レインディア)と言います。英語表記ではそのように書かれています。
マッシュポテトの上にはトナカイの肉がふんだんに盛りつけられています。
周りにはベリーのソースとピクルスが洩れなく付いてます。
トナカイと聞くだけで、サンタさんのソリを思い出し、なんだか食べるのが申し訳ない様な気分になってきます。
味はさほど癖は無いのですが、脂身が少なくちょっとパサパサって感じで、霜降り大好き日本人は物足りないのでは無いかと思われます。
かなりヘルシーかも…
でも食べているとやはり頭に浮かぶのが、サンタさんを引っぱっている姿♪真っ赤なお鼻のトナカイさんは~♪ おおこんな姿になってしまって…
結局2口くらいで辞めてしまい、後はピクルスをポリポリと食べていました。(普段ピクルスなんて見向きもしない私が美味しく食べているのです)
そのうち疲れからかどっと眠気がおそってきて気がついたら寝てました。
相方が言うには食べながら寝てる姿が滑稽だったのかウェイトレスのおばさんがクスクスとずっと笑っていたそうな… はずかし
(どうも私は海外旅行に行くと必ずその日の食事は食べながら寝てしまう傾向があるみたいです)
レストランを出た後、オーロラ観測小屋を探しに再び夜道を散策しました。
ちょうど建物の裏側が森になっているので街の光が届きにくくオーロラを観測するにはちょうどいい場所なのです。
夜空を眺めてしばらく待っていると何やら白っぽい雲が縦に伸びて来ていました。
雲にしては何だか動き方が変だったのでもしやと思いカメラのシャッターを切ったのです。
でもその頃が限界でした。
外気は-30℃の世界、もともと散歩がてらに歩いていたので長時間居続ける余裕はありません。
もう、手足の先が完全に感覚が無くなって来ています。
ましてや写真を撮るとなると、三脚やらシャッターやら緻密な作業が入って来るため、当然手袋を外し素手で操作しなければなりません。
後ろ髪を引っぱられる思いで、それでも命が大事~って事で一枚だけ撮ってホテルに戻りました。
暗闇に緑の光って、なんとな~く オーロラかなって思うんですけど…
肉眼では緑は見えなかったのですが、写真に撮ると緑が映り込んでいました。(因にF値は1.8 シャッター速度は20とやや長めで取ってしまった為少々ピンボケになってしまいました)
もしわたしが北欧へ旅することがあったら夏にします
オーロラ・写真に納まってますね
今回の旅の目的だったんですよね
オーロラ・・・見てみたいけど・・・やっぱり寒いのはダメだ。。
でも実際行ってみたら、気持ちは変わりました。
しんどさなんて吹っ飛んで、とにかく何もかもが珍しく、一番心に残った旅行だと思ってます。
shellさんもオーロラ見て来て~
いっぱい厚着すれば-30℃もそんなに我慢できない程寒く無いよ~
この回 見てなかったかも?
最後の写真 確かにオーロラですよね。
グリーンがきれいですー!
やっぱり、茄子姫もオーロラに見えますか。
かすかなグリーン…
オーロラにしておきます