おでかけ

写真整理を兼ねて

2011年12月3日(土) 清凉寺

2012-02-17 14:36:15 | in Kyoto

6つめのお寺へ と思ったら

小雨がぱらぱらと・・・

急きょ雨宿りを兼ねて(失礼)寄ったのが 五台山 清凉寺

仁王門が大きい

仁王門を表からみるとこんな感じ

早速大きな本堂に入ることに

本堂には国宝「三国伝来栴檀瑞像の釈迦牟尼仏」があります

開山であるちょう然が中国に渡った折

釈尊の生き姿を彫ったと言われている像が中国に伝えられているのを見て

それを模造して彫り、日本に持ち帰ったもので

中には中国の僧の手による絹で作られた五臓六腑もあり(国宝)

医学的にも貴重なものとなっているとか

 

浄土宗の元祖法然上人は

広く民衆を救うための仏教を求め

この釈迦像の前に7日間こもられたそうです

時を越え、同じ場所で同じものを見ているのかと想像すると

不思議な気持ちに

時間だけが違うために同じ場所にいても会えないんだものね

 

本堂の中は広く薄暗いけれど

裏側に通路につながる戸があったので行ってみる

渡り廊下を通ると左右にお庭が見える

これは何かな?祠?

まだ少し残っている紅葉がワンポイントとなってきれい

あの奥は何なのかな?

釈迦像以外にも十六羅漢像など色々なものもあり

雨宿りなどでちょこちょこと寄るにはもったいないかも

季節を変えて、また改めて行こうかな


2011年12月3日(土) 滝口寺

2011-12-10 22:58:03 | in Kyoto

祇王寺を出てすぐのところに滝口寺への案内が

特別寄る予定ではなかったのだけれど

ブログで(女性みたい)一番京都らしいお寺で必ず寄る

と書いてあるのを見たという話を聞き寄ってみる

入り口は祇王寺と似ている

何となく荒廃しているようにも見えてしまう (^_^.)

入り口奥左手で受け付けをし

右にある緩やかな石段を上る

こちらも紅葉の最盛期は過ぎているみたいだけど

まだまだ秋の色

そしてこれが本堂

中から左手の庭を見る

ブログの女性は何時間もひとりで庭を眺めていたとか・・・

今回4人で訪れたのだけれど

そんな話をしながら

写真の左側の縁側に座る(本堂の写真正面)

静かで音がない

どういうわけか私たちしか人もいない

確かに何時間でもいられるかも・・・と思う

南向きなのか日だまりになっていて

秋の柔らかい日差しでこたつのようにぽかぽかする

寝転がってたいねぇと語り合う

滝口寺も祇王寺のように悲恋の場所のよう

滝口入道と横笛の実らなかったその恋は

平家物語「維盛高野」の巻で語られているのだとか

本堂には鎌倉時代作のふたりの木像が並んでいる

そしてもうひとつの悲恋はこちら

これは新田義貞の首塚

三条河原に晒された義貞の首を妻が密かに運びだし

ここに埋葬して彼女は出家し一生をここで過ごしたのだとか

ひっそりとしている様からそういう空気を感じ取る

帰り際、本堂でやっとひとりの男性とすれ違う

静かな静かなお寺でした


2011年12月3日(土) 祇王寺

2011-12-06 00:00:00 | in Kyoto

お昼休憩もしてお腹も温まって

4つ目のお寺、祇王寺へ向かいます

祇王寺は大覚寺の塔頭で真言宗ですが

平家にゆかりのある祇王ら4人による尼寺で

その悲しくも命を全うした女性たちの歴史は

祇王寺の公式HPに詳しく書かれています

中には草庵があり

庭を回遊するようにこんじんまりと小径があります

これで草庵を一周

お昼を過ぎた時間だったにもかかわらず

ちょうど曇っていて色がくすんで見えるのと

紅葉がやや最盛期を過ぎた感じだったのとで

さみしげに見えるのもこのお寺の醸し出す空気かもしれません

落ちたもみじと苔がきれいです

庵の中には4人の女性の木像があります

これは吉野窓と呼ばれる窓

左右の障子を閉めると虹色の光が入るように見えるそうです

中には録音ですが女性の声で説明があります

清盛に寵愛された白拍子 祇王と

母 刀自・妹 祇女

そして祇王に替わって愛されるようになった仏御前

寵愛され追い出され、諸行無常を悟った女たちと

そのメッセージを受け取り頂点で出家した女性と

この経緯は来年の大河で描かれるのでしょうか

だとしたら・・・この祇王寺はすごい人になるのかも


2011年12月3日(土) 二尊院

2011-12-05 22:00:00 | in Kyoto

常寂光寺から歩いて

嵯峨野3つめのお寺 天台宗 小倉山二尊教院華台寺(二尊院)へ

総門を入ると 「紅葉の馬場」と呼ばれる

紅葉の名所がありますが・・・ちょっと終わりがけだったみたい

それでも紅葉はきれい

紅葉の馬場の突き当りから振り返ると・・・

最盛期はもっとたくさんの色付いた葉っぱがあったのかな?

そして左を向くとお手洗いの建物があるのですが

下は落ち葉のじゅうたんです (*^_^*)

散り紅葉というのだとか

お月様もそうだけれどその時々の姿にいろんな呼び名を付けて

昔の日本人って風流ですよね

そして勅使門を抜けて本堂へ

本堂には名前の由来となっている本尊

釈迦如来と阿弥陀如来が

双子の兄弟のように並んでいました

そしてその前には今回特別公開されている

秘仏 大日如来 が扉を開かれその姿を見せています

本堂を出て勅使門を中から見ると

またまた紅葉が美しい

門にある小倉山の扁額は後柏原天皇によるものだそうです

敷地内には公家のお墓や

天皇の分骨も安置されているそうで

何かゆかりのあるお寺なのかな・・・

前の常寂光寺の坂でちょっと疲れつつ

時間もお昼なので後から合流するひとりを待ちながらお昼休憩


2011年12月3日(土) 常寂光寺

2011-12-04 01:12:19 | in Kyoto

野宮神社を出て常寂光寺へ

途中池の横の道も紅葉がきれい

少し歩くと門前が見えてきます

入口受付から色づいた木々が見えます。わくわく

でも相変わらず人は多い (^_^;)

仁王門の周りもきれいな色

雨もあがって薄日が差すと透明感が増します

階段も灯篭もみんなもみじ♪

贅沢なながめできれいだね~しか出てこない

 仁王門を抜けると本堂が見えてきます

小倉山をどんどんと上っていきます

もみじ?赤ばかりでなくて黄色もあるのかな?

雨のあとでかなりぬかるんだ階段を気を付けながら上る

小倉山の上からの嵯峨野の眺め

帰り道は多宝堂を通って、転ばないように階段を下りる

釣鐘を通って

紅葉の屋根を通って

仁王門へと一周してくる

お天気がよかったらもっときれいだったのかな?

でもこれでもか~というくらいの赤・黄・橙そしてそのグラデーションの嵐

秋の色を満喫です♪

少し前に報道ステーションで生中継をしていた時より

色が進んでいてきれいでした

満足♪満足♪