おでかけ

写真整理を兼ねて

2011年10月9日(土) 相国寺

2011-11-26 00:00:41 | in Kyoto

車で京都に入り

西大路通りを北上していたら

急に渋滞(京都ではよくあるかも)

いやに長いなぁと思ったら・・・

反対車線を馬が (^_^.)

白馬も

どうやら何かのお祭りだったようです

そして、臨済宗相国寺派大本山 相国寺へ

相国寺は三代将軍足利義満が天皇の勅命を受け

約十年をかけて作ったそうです(パンフより)

足利義満といえば・・・そう、金閣寺

金閣寺、そして銀閣寺も相国寺の塔頭です

これは方丈の前にあるお庭

相国寺はかつてはそれは広大な敷地だったそうですが

大火に度々見舞われたようです

今回は浴室と法堂を見てきました

法堂には狩野光信作の大きな蟠龍図が天井にあり

ある位置で手を叩くと鳴く(反響する)と言われています

中には説明をしてくださるかたがあり

龍の見方、鳴かせ方を教えてくれました

うわ~んとさぞ鳴り響くかと期待をしてしまったので

少々残念でしたが

耳を澄ませば鳴いていたようです

お試しあれ (*^_^*)


2011年8月6日(土) 高雄山 神護寺

2011-11-19 00:09:40 | in Kyoto

西明寺から川沿いの駐車場に戻り

そのまま歩いて三尾の最後

高雄山 神護寺へ

川沿いの道はとっても気持ちのいいハイキングコース

川ではサギらしき白い鳥が休憩中

そして参道の入り口からは階段・・・階段・・・坂道・・・階段・・・

一体何段あるのかしらん?

果てしなく続いているような気がしたけれど

後から考えると時間にして15分くらいだったみたい

途中にはこんなものも

硯石と書かれています

かの弘法大師が神護寺に滞在中この石を硯として

対岸に立てかけた額に向かって

筆を投げたところお寺の門額が書かれたとか

豪快なお話です

そして汗をかき、息切れしながらも門前に到着

これだけの階段を下から病弱な智泉が毎日往復するのは

やはり無理だったかも

西明寺からでも現代人には大変だと思えます

中もそれは広くまたまた歩きます

これはちょうど敷地の中央あたりにある金堂

秋の名所を真夏に訪れているせいか

人気は全くなくとても静か

途中の道に 「冬季雪スリップ注意 」(文言は定かでない)

というような看板があったけれど

雪が降る頃にここまで登れるのかな?

と思えるほどの山・階段・坂道だった気が・・・

でも雪で覆われた姿はさぞきれいだろうと

映像がちらっと頭をよぎる・・・けれど8月は暑い

そしてこれが神護寺の一番奥

写真ではなかなか伝えられないけれど

大声で何かを叫びたくなるような広大な風景です

「かわらけ投げ」と言って素焼きの小皿を投げる

2枚100円らしいのだけれど

これも真夏だから?お店の人は呼べど叫べど(?)

誰もいらっしゃらず仕方なく100円を置いて2枚

いや、リベンジも含めて200円を献上

深い谷にはとてもとても届かない

帰り道は下り坂であっという間に戻ってくる

広い境内で何人の人を見たかな?

でも紅葉の季節はきっと人を避けて写真が撮れないくらいになるんでしょうね

このくらいの静けさできれいな紅葉が見られたらいいのに (*^_^*)

 

PS:昨日(11/18)報道ステーションが高山寺の石水院から生中継でした

   始まりかけの紅葉がライトアップされてきれいでした~♪


2011年8月6日(土) 槙尾山 西明寺

2011-11-12 23:42:29 | in Kyoto

高山寺から車ですぐ

次は槇尾山(まきのおさん)西明寺です

西明寺は三尾のひとつ、神護寺の別院として建てられたそうで

こじんまりとしています

静かで誰もいない本堂

受付の女性が本堂の説明をしてくれました

西明寺を創建したのは弘法大師の高弟智泉大徳(空海の甥にあたる)

説明によれば智泉は体の弱い方だったそうで

毎日神護寺までの山道を下から往復するのが大変だったため

空海が神護寺近くの西明寺に智泉を住まわせたことが

始まりだったそうです

確かにここまでの山道はいかにも大変そう

(私たちは車で移動してしまいましたが)

古の人たちは心身ともに強靭であったことが容易に想像できます

こちらは本堂

現在の本堂は徳川五代将軍綱吉の生母

桂昌院が寄進したものだそうで

そのため中には葵の紋がついたものがありました

徳川家の位牌がいくつも無造作(?)に並べられており

長い時間の流れとその間起こった様々なことを

この場所はみてきたのだろうな・・・と思わせます

これも説明してもらわなければ

私のような予習なしで訪れているようなものにはわかりません

お寺の方がこうして説明してくださるのはいいなぁと思いました

次は三尾最後の神護寺です


2011年8月6日(土) 栂尾山 高山寺

2011-11-10 12:56:47 | in Kyoto

夏真っ盛りの8月

少し山のほうへ行ってみようということで

栂尾山(つがのをさん)高山寺始め三尾を尋ねました

(本当は紅葉の名所らしいのですが (^_^;))

妙心寺の辺りから車で15分ほど

同じ京都市右京区とは思えないほどの自然の山の中です

表参道と裏参道がありますが

駐車場に近いということで裏参道から

細い参道を登っていくと・・・そこにあるのは

世界遺産石水院(高山寺の境内自体も世界遺産)

中には有名な、国宝 鳥獣人物戯画 があります

(本物は博物館にあるそうです)

歴史の教科書に載っていた”かえる”と”うさぎ”がお相撲をとって

うさぎが投げられてるあの絵です

あの部分しか見たことがなかったのですが

それ以外の部分も展示されていて見ていておもしろい (#^.^#)

石水院を出て少し歩くと開山堂があります

中には高山寺の実質的な開基者である

明恵上人の等身坐像があるそうです

開山堂の少し先には急な階段が

明恵上人の御廟ですが

暑さと急坂でパスしてしまいました (+_+)

歩を進めると・・・ん?なんだこれ?

足跡の中にお賽銭?がありました

公式ホームページを見たところ

釈尊(お釈迦様)の足跡をかたどって礼拝の対象にしたものだそうです

ずいぶん大きな足跡でしたよ

まだまだ道は続きます

こちらは金堂

人の気配もなく静かに佇んでいるという感じでした

手前の葉はもみじ?かえで?

紅葉したらきっときれいだろうな~

境内の道端にあった歌碑

明恵上人が詠まれたものだそうです

  ~ やまのはにわれも入りなむ月も入れ

          夜な夜なごとにまた友とせむ ~

どんな意味の歌なのかな?

毎晩お月さまと語り明かしていられたのでしょうか

もうひとつ明恵上人が月を詠んだ短歌があるらしいのですが

そちらは川端康成がノーベル賞受賞時に

演説で引用をしたのだそうです

 

これも途中にあったのですが・・・何だったのか・・・

山間にひっそり建っている感じでした

そして最後は表参道です

この石畳は高山寺の写真にはよく登場するものです

幾何学模様がまわりの自然の中でひと際新鮮で洗練された印象です

表参道なのでこういった碑がたくさんありました

京都って何気なく世界遺産があるのがすごいですね

秋にまた行ってみたいけれど秋はすごい人出になるそうです (-_-;)

早い時間だったら静かかなぁ

ちなみに今回境内は無料、石水院は600円でしたが

紅葉の時期になると境内も有料になるのだそうです


2011年6月19日(日) 広隆寺

2011-11-08 12:00:43 | in Kyoto

この日の最後は真言宗広隆寺です

映画村で有名な太秦にあるので

ちょっと遠いけれど歩けなくもない距離ですが車で移動

お寺の駐車場は比較的広いです

京都最古のお寺で、聖徳太子信仰のお寺でもあります

これは、上宮王院太子殿(本堂)

ご本尊はかの聖徳太子で

毎年11月22日の聖徳太子御火焚祭には特別に開扉されるそうです

 この左手にある拝観受付を通ると新霊宝殿があります

すべてカメラ禁止なので写真はありませんがその中は壮観です

私の目的は 国宝 弥勒菩薩半跏思惟像 でした

教科書等でよく見る考える人(どんな例え?汗)のような

ほっそりとした女性的な仏様です

広い建物の中央に祀られ3体の弥勒菩薩が並んでいます

振り返ると大きな千手観音像・十一面千手観音立像・不空羂索観音菩薩立像

木造の木が欠けていたりしてリアル

たくさんの手にそれぞれ何を持っているかの図入り説明もあり見入ります

それ以外にも四天王・十二神将立像などなどなど・・・

国宝20点・重要文化財48点 360度仏像です

中央には美術館にあるようなスツールがあり

座って周りを見渡すと異次元に迷い込んだかのようです

仏像が動き出すような・・・GANTZ(知らない人ごめんなさい)の

仏殿の場面を思い出して仏像が動き出すかと思うくらいでした 

 

京都のお寺はお庭がきれいですが

ここはちょっと趣の違う、迫力のあるお寺でした

仏像好きな方には何時間もいられるようなところではないでしょうか