おでかけ

写真整理を兼ねて

2011年6月18日(土) 六波羅蜜寺

2011-10-29 10:00:43 | in Kyoto

建仁寺の南側の門を出て、左を見たら

八坂の塔が見えました。

六波羅蜜寺へは歩いて10分以内

車を門前のコインパーキングに置いていたので(京都へ車は邪道~苦笑)

そのままにしてお散歩。時間はもう夕方4時

よく見かけるNTTの建物を通り、小学校があって・・・あった!

近代的なきれいな建物だったのでちょっとおどろき

前の道は狭くこの写真は反対の歩道から撮影です

ここには国宝である十一面観音像立像があります。

実はこれが見たかったのです。 空也像

資料によく登場し

口から吐いている姿が印象的で気になっていました。

本物を見ることができて満足 (#^ ^#)

口から出ているのは阿弥陀さまです

念仏を唱えていたら口から六体の阿弥陀さまが出てきた

という伝承そのままに作られた彫刻だそうです。

この日は修学旅行生がたくさんいました。

もう夕方ではありましたがもう少し足を伸ばそうということで

建仁寺の塔頭でもある 六道珍皇寺 に行ってきました

が・・・もう時間的におしまい (>_<)

立て看板によると・・・

この辺りは死者を野辺送りした場所で六道の辻と呼ばれ

この世とあの世との境と言われてきたそうです

裏には井戸があって

冥土への入り口と伝えられていたそうで

閻魔大王も祀られていました。

お庭等がないのでちょっと見方が淡泊です (^_^;)

お寺はどこも4-5時に閉まってしまうので計画的に(反省)

明日は今回の目的のお寺です


2011年6月18日(土) 両足院(建仁寺)

2011-10-27 10:39:49 | in Kyoto

建仁寺を出て、敷地内を歩いていると

とある立て看板が・・・

そう、特別拝観のお知らせです。

特別拝観と言われると予定になくとも

つい、吸い寄せられてしまう (^_^;)

臨済宗大本山建仁寺塔頭 両足院 です

普段公開はしていませんが

初夏になると庭の半夏生が咲くことから「半夏生の寺」の別名も。

白砂がこの時期とても涼しげです

石畳の脇にある苔?がまた何ともきれいなんです

ひとつひとつがクリアで生き生きとしている

建物に入ると書院の前に

池を囲んだ回遊式のお庭が見えてきます

池の周りには半夏生が涼しげな姿を見せていました

半夏生は虫を呼ぶためにこの時期白く色を変えると言われています

夏の盛りになると葉の色は緑一色になるということで

この時期ならではの色合いです

建物に上がった私たちは下には下りられませんでした。

どんな人が歩いてるの?と思ったら

お抹茶です♪

お抹茶をいただいた方は外に続いているようで

間近で眺められるみたい。 しまったなぁ

遠いとなかなか半夏生の色の変わり目がわかりにくい (-"-)

帰ってから加工してみましたが・・・

やっぱり近くで撮るのがきれいですね (^_^;)

奥の建物でみなさんお抹茶をいただいていらっしゃいました

臨池亭という茶室です

門をくぐってから

緑と白がとても印象的でした

蒸し暑い日本でもこの風景を眺めていたら

そよ風に吹かれているかのような錯覚に陥る

自然をうまく取り入れる感性のある生活。いいなぁ


2011年6月18日(土) 建仁寺

2011-10-25 00:00:15 | in Kyoto

建仁寺は建仁2年(1202年)将軍源頼家が寺域を寄進し

栄西禅師を開山として建立。

その後禅僧が入り、純粋な禅の道場となった

臨済宗建仁寺派の大本山で

敷地内には多くの塔頭(たっちゅう)があります

臨済宗の建物によくみられる造りです

ここにあるのが、資料集などでよく目にする 「 風神雷神図屏風 」

もちろんこれは本物ではありません (^_^;)

が、暗い中 金色を放つその姿にはおぉぉ~と圧倒されます

当時の人たちもさぞ驚いたことだろうな

方丈にはこんな襖のお部屋(?)もあります

夜、暗かったら怖いなぁ

迫力満点の龍です

臨済宗と言えば、お茶とお庭

こちらは潮音庭

まわりをぐるりと廊下が囲み

四方から角度を変えて眺められます

どの角度がいいかな?

緑がきれいで静かでずーっと座っていたくなるようなお庭です

潮音庭という名前は

潮の音が聞こえた?聞こえるような眺めだった?・・・思いを馳せます

そして下は〇△(まるさんかくしかく)乃庭

あいにく工事中でした (>_<)

横にはこんな掛け軸もありました

そして、茶室(東陽坊)

こちらへは方丈から外用サンダルに履き替えて向かいます

にじり口にある説明書きを読むと

利休七種の中の「東陽坊」という茶碗とゆかりがあるようです

建仁寺の法堂(はっとう)には天井に双龍図があります

こちらは平成になってから描かれたものらしく

写真撮影がOKでした

うーん・・・きれいだったけどやっぱりきれいすぎる?

妙心寺のが私は好きかも

 

 


2011年4月24日(日) 仁和寺

2011-10-24 14:32:04 | in Kyoto

前日はかなりの雨でしたが翌日にはあがり

妙心寺の辺りからてくてくお散歩

龍安寺の近くなのでやはりゆるい上り坂ですが

歩くにはちょうどいいくらいの時間です。

団体もあり、結構な人出です。

世界遺産 仁和寺は仁和4年(888年)に宇多天皇により作られたそうで

皇子・皇孫が門跡を務めたことから

門跡寺院の筆頭とされ、「御室(おむろ)御所」と言われているそうです。

(注:門跡寺院とは皇族・貴族が住職を務める特定の寺院のこと)

歩いてくる途中にも御室という地名をよく見かけ

ここの桜は御室桜と言って有名です。

今回それも目当てだったのですが・・・

ちょっと遅かった (^_^;)

前日の雨でずいぶん散っていましたが

残った花はしずくの重みを受けながらも

まだ咲き誇っていました。

下のアングルがよく写真で撮られるようです。

この場所は満員でしたが

にわかカメラマン何とかがんばって撮ってきました。

もう1週間いや3-4日も早かったらきれいだったかな~

御室桜の特徴はその背丈のかわいさです。

右下の竹製の手すりこれは人の腰の高さくらいなので

桜の背丈が人より少し高い程度

歩いていると目の前に桜の花があって

その近さにちょっと感動

満開の時にぜひまた見たい。

つつじが鮮やかな青みがかったピンクできれいでした。

花が少し小振りでよく見かけるのとは違う種類のよう

紅葉もきれいなのかな?

そしてこれが先ほどの写真スポットから見えた五重塔

ご本尊は大日如来だそうで

四方を仏様に囲まれ安置されているそうです。

正面には大日如来を意味する額が懸けられとあったけど・・・これ?

真言宗によくある梵字のようにも見えます

そしてこれは九所(くしょ)明神

伽藍を守る社なのだそうです

お寺の中に神社?とちょっと不思議な気もしますが

勉強しないといけませんね (^_^;)

こちらは経蔵(きょうぞう)

真言宗の仁和寺ですが、窓は臨済宗によく見られる釣鐘型

禅宗様と言われるものだそうです

中には八面体の回転書架、各面に96箱総計768の経箱

きちんと温度・湿度管理されているのでしょうね

そしてこれは観音堂

千手観音菩薩を本尊とし、不動明王・降三世明王

周りに二十八部衆を安置しています。

法話があるということで15分ほど周りを散策しまた戻ってきました。

若いお坊さんが大きな扉をひとつひとつ開けていきます

中は撮影禁止

法話を聞く人で満員です

みなさん正座をし、私も慣れない正座をしながらかしこまり。

でも建物や安置してある仏像の重々しさとは相反して

お話をしてくださるお坊さんの語りは軽妙でした

ラジオのDJ ?はたまた綾小路きみまろ?とみまごうばかりの

テンポ、笑い、しかし最後はみんなを頷かせる

「 あなたの家族、あなたの仕事、あなたのまわり

 みんなあなたにちょうどいい 」

初めて法話というものを体験したけれど

また機会があったら待ってでも聞きたいと思わせる

さすがの20分でした。

 


2011年4月23日(土) 大心院(妙心寺)

2011-10-22 00:00:15 | in Kyoto

大法院のあとは同じ敷地内の大心院に(名前が似ててこんがらがる・汗)

雨はまだまだしっかりと降っている

でもお寺は晴れても雨でも雪でも

それぞれの趣があっていい感じ

これは玄関

なんか普通のおうちみたい

上り口の呼び鈴で拝観料を払って右の通路を。

臨済宗でよく見かける釣鐘形

このピンクのお花は何かなぁ

これが 「方丈東庭(通称・阿吽庭)」

阿吽というからにはどこか対になっているのかな

パンフレットには

「石で仏、菩薩を象徴した第二の本堂」

全体が一枚に撮れなくて残念

枯山水の波紋

わりと強い雨だったけど全く乱れない

鮮やかな赤いお花を咲かせた木

お隣は石仏

雨が降ってるから色がくっきりでした。

あと、大心院で忘れてはならない特徴は、宿坊があるということです。

宿坊なのでトイレ・洗面など共同のようでしたが

貼り紙には手書きの英語表記もあり

外国人の方も利用されるようです。

朝はお勤めにも参加でき、その後お話も聞くことができるとか。

こちらは泊まられた方の体験記がHPにも色々と紹介されていますが

好評なようで、いつか泊まってみたいかも (*^_^*)