久しぶりに会った母
痛々しいほど
やせ細り
小さく
小さく
丸まった体
元気だった頃の
気丈な佇まいは
見る影もなく
ただ
弱々しく
横たわっている
やるせない想いがこみ上げる
徐々に失われていく
母の記憶
救いは
あなたの記憶に
私が娘として残っていること
おかあさん
どうか
私のことを
忘れないで
昨日、急に母が肺炎で入院しました。
父と一緒に病院に駆けつけ、五か月ぶりに
母にほんの少しの間ですが、会うことができました。
新型コロナの影響で病院や施設で面会することも
できず、時間だけが過ぎていく日々です。
昨日も病院で会えたといっても
エレベーターに一緒に乗った間だけでした。
一瞬でも顔を見れて、よかったのですが、
母は思っていた以上にやせ細り、
以前とは別人のようでした。
私は胸が締め付けられました。
あと、どれぐらい
母の顔を見られるのだろう
残された時間
母の顔を見て
母の声を聞きたい
そんな想いが駆け巡っていました。
肺炎の原因はこれから検査するとのことでした。
ただ、いつ治るのか、治るかどうかも
わからないとのことでした。
高齢なので仕方がないとわかっていても
悲しく、胸が痛みます。
母の認知症の症状も進んでいるようです。
今は父や私のことをわかっています。
これから先もずっと忘れないでいてほしい
そう強く思いました。
画像の絵は季節外れですが、
母は紫陽花が好きだったので、載せました。
昨日は朝から母の入院先の病院に行き、
手続きを終えた後、
父のペースメーカーの検診の予約が
入っていたので
父の通院する病院へ付き添って
行ってきました。
病院をはしごして
慌ただしく一日が過ぎ去りました。
認知症の父と出かけるのは
精神的に疲れます
でも、母のことを思うと
父とは一緒に暮らせているので、
共に過ごせる時間を大切にしたいと思います。
新型コロナが一日でも早く収束することを祈ります。
皆さま
体調を崩しやすい時期ですので
くれぐれもお気をつけください。
画像の絵は以前描いたものです。
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