懐かしい街を歩いた
偶然見つけたのは
高校時代よく行った喫茶店
驚くほど
あの頃と変わらない佇まいに
心は
タイムトラベル
次々と浮かぶ懐かしい顔
追憶の中
流れるのは皆の語らう声
笑い声
あの頃に戻りたいなあ
もし
戻れるなら
きらきらした思い出たちに
想像は膨らむ
けれど
隣にいる父の声で
シャボン玉が弾けたように
現実に戻った
今はそれぞれ別の道を歩む
もう会うことはないであろうかつての仲間
懐かしさと切なさの狭間で
『みんな 元気でね』
心の中で呟いた
先日、父と出かけた時に偶然昔よく行った喫茶店を
みつけた時のことを詩にしました。
楽しかった思い出はいつまでも
心の中で宝石のように輝いています。
皆さまにやさしい時間が流れますように。
画像の時計の絵は色鉛筆画を描き始めた頃に
描いたものです。
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