ゆめタウンに出かけたときのこと。
一通り買い物を終えて2階からエスカレーターで降りてくると、降りてすぐに中央出入口の広場で何かしらやっている。
のぼり旗も立てて、法被を着た人たちが試食品らしきものを配っている。
気になったのでそばに寄ってみた。
法被の下に学ランを着た少年が私にトレーに乗ったものを差し出してきた。
「これ、何ですか?」
興味津々で訊ねてみると、マロンペーストとホイップクリームを挟んだランチパックだという。
ランチパックを6分の1カットぐらいにしたものを試食として配っているようだ。
一つ貰って口に入れた。
甘くて美味しい。朝食から4時間経過していた身には甘さの刺激が強い。
飲み込んだ後に、すかさず私の目の前に差し出されたもう一品のトレー。
「これは?」
キョトンとする私に、山崎パンと熊本商業高校が共同開発した牛乳プリンだと流暢に説明してくれたのは女性。
教員なのか、ゆめタウンの従業員なのか、メーカーから派遣された人なのか、よく分からなかったが、少なくとも高校生じゃない。
ホイップクリームが乗った牛乳プリンも美味しかった。
先程のマロンペーストが甘かったので、さっぱりするような印象を受けた。
周りを見渡すと、客引き(?)に懸命な高校生が数人散らばっている。
熊本商業高校は父の母校。
父亡き今、父の後輩たちのために一肌脱ごうではないか!
というのは大袈裟すぎるが、ランチパックを1つ、牛乳プリンを2つ買って帰った。
熊本商業高校のHPを見てみたら、こんなブログ記事を見つけた。
あそこで試食品を配っていたのは、マーケティング部っていう部活だったのね!
商業高校が食品企業とコラボして開発というのが結びつかなかったのだけど、そういうことか!
能登半島地震の復興支援にも役立つらしい。
これは素晴らしい。
間接的に協力できたのは幸い。
2月いっぱいイオン・ゆめマート等のスーパー、ローソン・ファミリーマート等のコンビニなどで販売されるようなので、また食べたくなったら買いに行ってみよう。