突然の来訪者

土曜日の昼下がり、昼食後にゆっくりとくつろいでいたら、犬がものすごい勢いで吠えだした。
ん？と思っていたら、インターフォンが鳴った。
さらにけたたましく吠える犬。
インターフォンを見ると、すでに門の中に入ろうとしている人影が。

誰だっ！？と思い、「はい！？」と応じた。
すると…。
「T（従兄の名）です！」
という返事。え？なんで東京にいるはずの従兄がここに？
頭の中で「？」マークが飛び交う。
ソファーで横になっていた母に
「T兄ちゃん！」
とだけ伝え、急いで玄関へ。
玄関には正装した従兄の姿があった。
結婚式に出席するために帰省したらしい。
母と二人で「だれの？」と聞いてしまった（笑）
だって、従兄は今年40歳。
職場のある東京で…なら分かるけど、熊本で一体誰の結婚式なのだろう？と思った。
聞いてビックリ。20年近く前に教育実習で担当した生徒さんの結婚式だそうだ。
ええ～！？
教育実習の先生を呼ぶなんて、初めて聞いた。
よほど好かれていたんだろうなぁ。新郎か新婦かは聞いていないが…。

そして、わざわざ我が家へもお土産を持って訪ねてくれたという。
来るなんて全然知らなかったから、別に黙っていたってよかったのに。
「実はあの日に帰って来たんだよね～」と事後報告があったとしても「ふ～ん」で終わる間柄だし（笑）
律儀だ…。10年前に結婚してから律儀さにさらに磨きがかかった。
きっと奥さんの教育の賜物だね♪
お姉さん、色々とお気づかい、ありがとうございます！

余談だが…。
普段は「T兄ちゃん」と名前に「兄ちゃん」とくっつけて呼んでいる。
名前の最後が「おこそとのほもよろ」のどれかで終わるので（ご想像にお任せします）「お兄ちゃん」の「お」がリエゾン（笑）してしまうのだ。
もしメール等で書くときはちゃんと「Tお兄ちゃん」にするけどね（笑）

いやぁ、まさかこの時期に帰省してくるとは思わなかったので、びっくりした。
結婚された方の末長いお幸せを願います。