Chiakiの徒然日記

何もかもが「いきなり」

先週の初め頃、弟から母にLINEでメッセージが来た。

曰く「おばあちゃんの『いきなり団子』が懐かしくなった。食べたい」

はい!?
何よいきなり…。

長文で来ていたメッセージを読むと、店で買ういきなり団子は上品すぎて物足りないとのこと。
そこで思い出したのが母方の祖母が作るいきなり団子。
あの味を思い出したら食べたくて仕方がなくなったらしい。
「作れるなら作って!」と。

生まれも育ちも、ついでに嫁ぎ先も農家だった祖母のいきなり団子が再現できるわけないだろう…。
ということで、いったん「作れません」という返事を送った。

その後、母が叔母に相談。
叔母はずっと祖母と同居していたのもあり、「作れるよ」とあっさりと言った。
まず試作品として一度作って貰った。
うーん、美味しいのは美味しいんだけど、なんだか違う…。
少なくとも「これよ、これ!」というものではない。
どうやらサツマイモの品種が変わってしまったのが原因らしい。
こればっかりは仕方がない。
とりあえず、サツマイモの品種さえ除けばほぼ祖母のいきなり団子。

きちんと作った上で、弟に電話。
「叔母ちゃんが作ってくれたよ。」
と母が伝えると、電話越しにも分かる弟の興奮ぶり。
弟からしても、いきなり「送るよ!」と言われて驚いたことだろう。
ただし、「おばあちゃんレベルは期待するな」という注意付。

で、おまけもつけて発送(もはや、どちらがおまけなのか分からないレベルのおまけだが)。
昨夜無事に着いたらしく、おまけを見てさらに大興奮の弟から報告LINEが届いた。
(おまけ=叔母の頂き物、馬刺し)
いきなり団子も上品すぎない味で満足した模様。

ところで、このいきなり団子。
市販されるようなことはないんだな~。
なぜなら餡子が入っていないから。
元々農家の農繁期のお昼ご飯なので、餡子を炊いたり入れたりしている暇なんてないんだよ…。
弟も「餡子が入っていない」という部分は忘れてしまっていた模様。

これでいきなり団子に関する騒動も一件落着。
いやー、良かった良かった。

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