Chiakiの徒然日記

あわや大惨事

お隣のリフォームもほぼ終わったみたい。
車の出入りが途絶え、静かになった。

お隣の敷地には2軒の家が建っていて、リフォームした方は古い方。
比較的新しい方には、おばあちゃんが1人で住んでいる。
小さいときから、いろいろとお世話になっているおばあちゃん。
そのおばあちゃんの家が、あわや大惨事になるという事件が起きた。

2年ほど前の6月だった。
夕方に、我が家のインターフォンが鳴り、応じると、「○○なんですけど~」
と、若い男の人の声がした。名乗った名前は家の前のアパートの人の名前だった。
何か言っていたようだけど、さっぱり要領を得なかったので、玄関に出てみた。
すると、その男の人は、
「あそこのおばあちゃんの家から煙が出てるんだけど、声掛けても応答がない」
ということを説明してくれた。
まさか!と思いながら、おばあちゃんの家の呼び鈴を押してみた。
応答がない。
思い切って玄関を開けて(鍵は開いていた)、大声でおばあちゃんを呼んでみた。
やっぱり応答がない。
そして、家の中が妙に煙たい。
もしかしたら…。という思いが頭をよぎる。
母屋に誰かいるかも、と思い、その場を男性に託して、母屋へと走った。
母屋には、高校生の娘さんがいた。
おばあちゃんの家に煙が立ち込めていることを説明すると、娘さんはあわてて引っ込んだ。
庭の方から慌ただしい足音がしたので、もう一度おばあちゃんの家に戻ってみると、
おばあちゃんが母屋の庭から現れた。
最悪の事態になっていなかったことにホッとしていたところ、先の男性がおばあちゃんの家から出てきた。
「コンロの火を消すために、勝手に上がっちゃいました。」
どうやら、おばあちゃん、コンロで魚を焼いたまま母屋に行き、そのまま忘れてしまったようだった。
その魚が黒こげになり、煙を発していたのだった。

たまたま男性が通りかかったおかげで、火事にならずに済んだ。
その後、おばあちゃんからはお礼にと、イチゴ大福を頂いた。
お孫さんには厳重に口止めしていたらしいが、ある日ついにばれた。
今度は、お孫さんのお母さんがお礼にやって来た。
それまで何度も顔を合わせているのに、何も触れないので、口止めされていることは気づいていたけど、
やっぱり隠しちゃだめだよな~、なんて話していたので良かった良かった。
まだまだ元気でいてくださいね!

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