Chiakiの徒然日記

やり切れない気持ち

母が犬の散歩中に、道路脇に花束が供えてあるのを見つけてきた。
「交通事故かな?」
と話していたのだが、現場は交通事故はともかく、死亡事故が起きるような場所ではないことが引っ掛かっていた。
(道幅が狭く、事故を起こしたところで死に至らしめるほどのスピードは出せない)
そして、謎が解けた。

母がまたそこを通った時に、ほぼ正面にある家の人が出てきたので訊ねてみたのだ。
事故と言えば事故。
でも、交通事故ではない。
用水路に転落した男性が亡くなったのだった。
土曜日の午後3時半になるまで、誰にも発見されなかったという。
「変死」ということで、警察が来たのだが、パトカーが7台もやって来たらしい。
救急隊員が「警察がなかなか来ないから、動かせない!」と警官に怒っていたとか。

事件性はなく、事故として処理されたようだ。

だが、このことは母や正面の家の人に大きな傷を残した。
朝の犬の散歩で、そこを通っていたかもしれないのだ。
水路が深く、なかなか中を覗き込むことがないという事情があるにせよ、
もし朝の時点で気づいていたら、救えたかもしれない。
救えなかったとしても、病院で息を引き取るということができたかもしれない。
状況から判断して、金曜日の夜に転落したものとみられるので、よけいにそう思うのかもしれない。

身近でこういう事故が起きるって、やるせない気持ちになる。
転落された男性のご冥福をお祈りいたします。

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