号外騒動

昨日の新元号発表を受けて、各地で配布された新聞の号外。
テレビで見ていると、引っ張り合い、押し合い、「これは日本なのだろうか？」と奇妙な感覚になった。
熊本でも号外が配布されたらしい。
「争奪戦」にはなったようだけど、大都市ほどの大騒ぎにはなっていなかった模様。
インタビューで「貰えて良かったね」というほのぼのとした回答が出ていた。

まぁ、貰えなかった人のために…というわけではないだろうが、今朝の朝刊に号外が「特別付録」のように挟まっていた。
一面にも「号外を再掲します」と書いてあった。
号外だから、たいした内容はない。
官房長官が「令和」と発表したこと、「万葉集」由来であることぐらい。

それにしても、号外というと、父の愚痴を思い出す。
「編集は号外が好きだもんね～」と呆れていたものだ。
もし生きていたら、今回の号外騒ぎについて聞いてみたかったな。

そんな父、明日で十七回忌を迎える。
丸十六年。
あっという間だったなぁ…。