Chiakiの徒然日記

「爆竜戦隊アバレンジャー」

奥村公延さんが亡くなったと聞き、真っ先に思い浮かべたのは、やはり「スケさん」こと杉下竜之介さん。
アバレンジャーが放映された年、プライベートで今のところ人生最大の出来事があったので、
「爆竜戦隊アバレンジャー」という作品は、私の中でも特に印象深い作品となっている。
特に、4月6日に放送された第8話「アバレブラックこの一発!」は、ブラック・アスカが
自身の迷い、葛藤から解き放たれ、本来の力を発揮し、ギガノイドを1人で粉砕したという点で
私自身もその大きな出来事から多少なりとも解き放たれた気がした。
本当に偶然なんだけど、アスカの“復活”がこの日で良かった、と今は心底思う。

そして第17話「戦場のアバレかっぽれ」。
奥村さんが得意とされる「かっぽれ」を劇中に取り込んだ1作。
スケさんが戦時中、年下の子どもたちを慰めるために披露してみせたということになっていた。
そこにはアスカのダイノハープにも通じる何かがあった。
「戦争」という「平和」とはとても言えない状況下での、小さな「平和」。
少年時代を戦火の中で過ごしたスケさんと、ダイノアースで戦いに明け暮れざるをえなかったアスカ。
この2人だからこそ、「平和」というものの大切さ、重さを感じさせてくれた1編だったと思う。

残念ながら、ビデオテープに録画していたため、既に廃棄されてしまっているのだが、
数年後東映チャンネルで放映されることを期待している。
そのとき、どのように感じるのか、もう一度見つめ直してみたい。

奥村さんのご冥福をお祈りいたします。

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