Chiakiの徒然日記

大学時代の「言葉狩り」

私が大学2年のときだったか、突如、サークルで発行する機関誌に対し、
発行前に学○会(生徒会みたいなもの)からのチェックが入ることになった。
「不適切な表現がないかを調べるため」という名目だったが、やっていることは検閲と変わりがなかった。
チェックを通さない限り、印刷機などを貸してもらえないため、渋々ながらも「検閲」に出していた。
しかし、1回目の「検閲」で、学○会はボロを出した。
こともあろうに「俺って、なんてバカなんだろう…」という文章にNGを出したのだ。
「バカ」と言う言葉がお気に召さなかったらしい。
「人を中傷するような表現は慎め」という言葉がついてきた。

あの~、誰を中傷しているんですかぁ?
書いた本人が「自分がバカだ」というのが中傷ですかぁ?

この一件で、学○会が中身を読まずに、機械的に文字だけを追っていることが分かった。
それで我々は徹底抗戦に出た。
これまでは総ページ100ページ足らずだったのが、これを境に200ページの大台に乗るくらいの原稿が集まりだしたのだ。
そして、チェックが追いつかないと音を上げる学○会に対して、「急いでくれ」とプレッシャーをかける。
こちらにだって、発行予定日というのがあるのだから、引き下がれないのだ。
挑戦状を叩きつけるかのように、作者自ら「絶対落とされる」と断言した原稿さえ通ったこともあったから、
もしかしたら、形だけで全然チェックの機能は果たされなくなっていったのかもしれない。

あ、誤解のないように言っておきますが、他人を中傷するような原稿を出してきた場合、
その場でボツにしますよ。学○会に持っていくまでもなく。

この「検閲」が行われ始めた年の我々の大学祭における展示テーマは「言葉狩り」。
なんか、徹底的に学○会に抗ってますね(^^;)
いいのよ、何の援助もないんだから…
愛好会扱いのため、サークル援助資金ゼロなのだ…(くすん)

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