Chiakiの徒然日記

「祖母姫、ロンドンへ行く!」


楽しかった!それに尽きる。
おばあちゃんと孫の「珍道中」。
作者さんは生年は明かしていないのだが、唯一明かしている九星気学によると十中八九私と同学年。
いくらなんでも10歳下とか8歳上というのはないだろう…。多分。

私が羨ましいなと思ったのは、2人分の成田ーロンドンのファーストクラス往復に、
ロンドンの5つ星ホテルのジュニアスイート5泊分を出せるってどれだけ富豪なんだ、というところ。
いくら親戚が総出で出したとはいえ、20年くらい前とはいえ、凄すぎる…。

ホテルには専属のバトラーが付き、あれこれと世話をしてくれる。
おばあさんと姓が違う、おばあさんが寝静まった後に夜の街に繰り出す等の行為から、
ホテル側は孫である作者さんを「秘書」=「使用人」と勘違い。
「我が儘なマダムに翻弄される秘書兼使用人」という立ち位置に置かれたものの、
それはそれで気楽でいい、と勘違いをそのままにしておく作者さん。
その勘違いのおかげで、気軽な旅を楽しんでいる様子が微笑ましい。

いつかは食べたいと思っているアフタヌーンティーも、美味しそうだった。
もうこの年になると、アフタヌーンティーだけで2食分賄えそうだけど。
写真が一切ないにも関わらず、色々な言葉でその大きさ等がよく分かった。

ホテルの人たちの連携の素晴らしさには度肝を抜かれた。
「マダム」ことおばあちゃんのために、その秘書が不興を買わないように、という心遣いなのだろう。
マダムのプライドを傷つけないように、さりげなく誘われる車椅子とか、「自分もこうありたいな」と感じ入った。
時々、日本人からすると「ズレてる」と感じる面もあるのだが、それはそれで「文化の違い」として楽しめる。

私自身は、父方母方とも祖父母と泊まりがけで旅行なんてしたことがない。
両親込みも入れても全くない。
辛うじて、父方祖父母と太宰府天満宮に日帰りで出かけたくらい。
元気なうちに泊まりがけ旅行もしてみたかったなと思うが、さすがに無理だったかな~。
両方の祖父母の性格を思い出しては、空想の中の旅行で済ませていた方が良さそうだと思ってしまう。hahaha…。

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