怪しい奴

ある日の出来事。

朝から二階の窓を開けていたら、向かいのアパートに住む親子が外に出ていた。
子どもは1歳ちょっとの男の子で、ママさんにだっこされていた。
ママさんは私に背を向ける形で、子どもが私の方を向いていた。
私は2階、親子は1階と同じ高さ。
子どもが私に気づいたので、手を振ったら、子どももニコニコ。
その様子に気づいたママさん、あたりをキョロキョロ。
不気味だっただろうな～、見えてはいけないものが見えているんじゃないかって不安だったかも。
私を見つけたママさんは、安心したように笑顔になった。
お互いにペコペコと会釈をしあっていたのだが、その間も子どもはニコニコ。

ホント、怪しい奴で申し訳ない。
ちょっと顔見知りになると、ちょっかい出したくなる性分でして。
別の知り合いの1歳の子は人見知りが始まってしまったけど（それはそれで成長は喜ばしい）、
懲りずに何度も目を合わせようとしてみたりしている。
すっと目線を外されるのがかわいくて、面白くて、楽しい。
こうして書いてみると、かなり変な奴だな…。
少し自重せねば。