Chiakiの徒然日記

あれから29年か。

雲仙普賢岳の噴火から29年というニュースを見た。
もうそんなになるのか(当時中学2年)。
毎年、このニュースを見ると、あの日のことを思い出す。
さすがに「あの日」が6月3日だったということは覚えていないのだが、ニュースになると「ああ、今日だったんだ」と思い至る。


2009年にも似たような事を書いていた。
最後にこんなことを書いていた。

あの日の経験は、18年たった今でも色褪せない。
きっと今後20年、30年と経っても変わらないだろう。
自分の記憶がはっきりしている限り、色褪せないと思う。 

たしかに、来年で30年だが、色褪せてなんていない。

雨に打たれて、制服に染みを作ってしまった先輩を見て、当時我が校に来ていた教育実習の先生が「どうしたの!?」と驚いていた。
部室として使っていた教室にも準備室にもテレビはなかったので、何が起きているのかも分からなかった。
ただ、教育実習の先生から「外には出ない方がいい」と言われたのはうっすらと覚えている。

本来なら、部活を打ち切って生徒を帰すべきだったのだろうけど、さすがに火山灰が一緒に降る雨の中帰すわけにもいかなかったのだろう。
いくら雨が降っているとはいえ、6月の夕方にあそこまで暗かったのはやはり異常事態だったんだろうな。
雨が止んでいる間に帰された記憶がある。
家に帰るまで普賢岳で大火砕流発生なんて知らなかったから、納得するのと同時に恐怖を感じた。

2009年に書いた記事からも11年が経ち、その間に地震も経験した。
災害はいつどこで起きてもおかしくない。
この頃頻発している最大震度4の地震もちょっと不気味。
この程度で済むことを祈るばかりだ。

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