Chiakiの徒然日記

天までとどけ5―第27回~第30回―

お父さんが籠城犯人ともみ合った末に拳銃が発砲され、危篤状態に。
みんなが心配して病院に駆けつける。
お母さんに、子どもたち13人に、大森のおばあちゃんと叔母ちゃん、豊橋の伯父さん。
相当な人数になるのだけど、こればかりは仕方がない。
下の子たちが小さい以上、おばあちゃんや叔母ちゃんの手は必要だろうから。
お父さんの意識が戻るまでに時間がかかってヒヤヒヤさせられたけど、何とか意識が回復。
本当に良かった。
会社の有志で集めたというカンパの額には驚かされたが、それだけ人望があるなり家庭のことを心配されたりのことだったのだろう。
現実的に考えれば、「快気祝い」が大変なことになりそうだけど、おそらくこの作品のことだ、元気になって出社することが一番の「快気祝い」だろう。

そしてこの事件をきっかけに九の中で何かが変わったらしい。
彼なりに猛勉強を始めた姿は、なかなか素敵。
ちょっと兄たちに突っかかる面は気になるが、まぁ、彼の精一杯の虚勢なのだろう。
信平が九が荒れた理由を推測していたけど、100%正解とまでは行かなくても、近いところまでは行っていると思う。
このまま九が立ち直って、自分なりの道を探し出してほしい。
5番目から8番目に頼るのはプライドが邪魔するかもしれないけど、1番目から4番目までは温かく教えてくれると思うから、分からないところはしっかり教えてもらうといいよ。

みんなで千羽鶴を折っているシーンは中学時代の夏休みの登校日を思い出した。
私たちは500人以上いたから、1人2羽で済んだけど、彼らの場合は、待子、信平、五郎がいないから10人。
単純に計算して1人100羽!凄すぎる…。

そういう状況の中でも、彼らには彼らの生活があるわけで。
六都子は、尚子さん→正平兄ちゃんのつてで出版社でアルバイトをすることになった。
まだ日が浅いにもかかわらず、結構馴染んでいるようで、彼女には向いているのかもしれない。
尚子さんとしては、これで正平とのつながりが増えたということで、今後の進展に期待(笑)

公平はようやく就職先が決まった。
ちょっと我がままを言っていたのかな?と思うこともあったけど、自分が納得のいくところで採用されたのは喜ばしい限り。
最初は難色を示されていたけど、息子さんの絵に見入っていたのを見て、シェフの気持ちも動かされた様子。
公平としては、相手次第で、多少のアレンジを加えられるというところに魅力を感じたのかもしれない。
フランス料理でも、「魚の塩焼き」が出来るというのには驚かされた(笑)
まぁ、バターを風味づけで使うとか、レモンでソースを作るとか、多少のフランス料理らしさは残していたけど、これならば多少年が行っていても楽しめるかもしれない。
公平もいい就職先が見つかって本当に良かったと思う。
そしてお父さんの言った、「お前が嬉しいのが、お父さんにとっては一番嬉しい」という言葉に感動した。
こういうことを言ってくれる親って、いいよなぁ。

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