もちろん、ありますとも！

「公衆電話使ったことある？」というお題が出てくる時代になったとは。
もちろん、「ある」！に決まっているだろう、な世代なので、このお題はちょっとショックだった。

携帯電話が普及し始めた時期に大学生になったが、そのときはまだ携帯電話は持っていなかった。
だから、帰省するときなどは、駅の公衆電話から「○○時に熊本駅に着くから、迎えに来て」というのが定番だった。
テレフォンカードも常に財布の中に入っていた。

高校時代も、玄関ピロティーに一台だけ設置されていたので、何らかの用事があるときにはそこから家に電話していた。
そういう「青春時代」を過ごしたので(笑)、まさかこんなに公衆電話を見つけるのに苦労するような時代が来るとは
当時は想像もしていなかった、というより想像もできなかった。
なんだかんだ言いつつ、公衆電話は絶対必要なものだろうと思っていた。


通信技術の進歩ってすごいな～。

今は携帯電話があるから、公衆電話を探す必要もない。
携帯を持たない人もいるし、災害のときには強いと言われる公衆電話。
これからも減っていく一方だろうけど、必要とする人がわずかでもいる限り、なくなることはないと思う。

気になるのは、今の10代など、生まれた時から携帯電話のある生活をしている世代が、「公衆電話のかけ方を知らない」ということ。
いつか必要になる日が来ないとも限らないから、かけ方くらいは教えておいたほうがいいのかなと思う。
かけ方どころか、「料金前払い」というのも知らないんだろうなぁ。
金額に対する所定の時間が過ぎたら強制的に切られるというのも知らないだろうなぁ。
と考えてきたら、やはり「公衆電話の使い方」講座なるものを学校か何かできちんと開いておくべきだと思えてきた。