母が妙に猫なで声で私を呼ぶ。
「ちょっとやって欲しいことがあるんだけど」
なんかイヤな予感。
「トイレ行っていい?」「お薬飲む時間ある?」
別に先延ばしにしたわけではないが、特に薬に関しては、忘れないうちに飲まねば…だったので、とりあえず聞いてみた。
「そのくらいならいいよ」
とのことだったので、心置きなく用を済ませ…。
母から「アレ、片付けて」と指さされた先にあったのは。
ハトの無残な姿。
これで何羽目でしょうか、私が片付けるのは。
マスクにゴム手袋(使い捨てのヤツ)して、掃除用トングを手にしていざ出陣!
チラシにハトを乗せて(雛だと思うのだが、結構ずっしりしていた)、
そこら辺に散らばっている羽を集めていると、次々にアリが沸いてくる。
気持ち悪っ。
大きな羽だけ集めて、あとは放置。
急いでチラシでハトをくるんで、コンビニのレジ袋に入れて、手袋も入れて、
レジ袋をギュッと縛った。
あ~、今日が火曜日で良かった。
そのまま燃やすゴミに行ってしまうよ。
雛はあと一羽いたはずだが、見える範囲にはいなかった。
無事に逃げていると良いけどな。