到着すると、先ず受付を済ませてから
採血し、その後、
CT(肝~骨稜部)を撮影して頂いた。
終わった後は、そのまま内視鏡センター
室へ。
ここからが大変だった。
最初に鎮静剤の為の点滴をするんだけど、
その点滴が通らなくて、、、
私の体質なのか、父の遺伝なのか、
生まれつき採血や点滴には苦労されるタイプで、
看護師さん泣かせだから、本当に申し訳なくて。
私の腕に3回、点滴の針を抜き差しされた後、
その看護師さんが
「先輩を呼んでくるのでお待ち下さい」と。
すぐに他の看護師さんが来られたのだが、
1度も通らない。
続いて、また新しい看護師さんが来られるも、またも通らなくて。
手の甲にも何度かされたのだが、
見えないから感覚でされるのだが、
どの血管も逃げるらしく、、。
(この手の甲は、メチャメチャ痛い)
次第に、私のベッドの周りには、
看護師さんだらけになり、
順番にチャレンジされるも結局、ダメだった、、、。
8人以上は来られてただろうか?
30分近くが経過した頃、
この様子を最初から御覧になられてた、
今日の検査をして下さるドクターが、
「ホーリーさん、通常の採血とは違って、
この点滴は針も太いので何度も抜き差しは疲れるでしょ?
麻酔なしで頑張ってみますか?」
「いえ、私は大丈夫です。麻酔なしは辛いので、
針が通るまで頑張るつもりです」と返答した。
暫くして、別のドクターが来て下さり、
「僕がやってみましょう!」と。
まず、、、
通常の採血の場所で肘の内側にされたのだが、
やっぱり上手くいかなくて、
今度は、手首の内側の脈を取る所から針を刺してみることになった。
「この場所は、かなり痛いです。
結構、深く刺すので頑張って下さいね」と。
直後、マジの痛さが襲ってきた。
でも、麻酔なし!よりはマシ。と自分に言い聞かせながら頑張った。
でも、、、
これまた、ダメだったぁ(涙)
今度は、肘の内側から3センチ位?上部の所に、針を刺してみることに。
手首とは大違いで、痛みがあまり無い所だった。
全員の視線が、その点滴の針の所にあって、
私も祈るような気持ちで見つめてた。
すると、、、
通ったぁ!!良かったぁ!!!
これで麻酔が使える!と思うと、とても嬉しかった。
結局、点滴の針を抜き差し始めてから
1時間くらいかな?
両腕で29ヶ所に針の跡があるけど、
でも通ってしまえば、それまでの痛みを忘れるほどだ。
直後、
私に点滴を通して下さった研修医?のドクターは、
内視鏡検査をして下さるドクターから、
メチャメチャ誉められてた。
みんなの前だったから恥ずかしいのか、
少し照れてらしたが。
昨年、コチラの大学病院で入院していた時、
先輩から叱責されてる場面を拝見することが多かった印象があるけど、、、
後輩が良い仕事をされた時、
その場で誉めてあげること、、、
これって、すごく大事なことだと思う。
今後の仕事に対して、
自信を持てるようになれるだろうから。
今回、いくつか組織も採取されたらしい。
その結果は、次回の診察で伺う予定だ。
ってか、
コロナ規制も緩和されてきたのが背景にあるんだろうけど、
昨年と比べ、
内視鏡検査を受けられる患者さんが増えているみたい。
早期発見のためには、とても良いことなんだけど、
そうなれば、組織の検査依頼も必然的に増えるわけで、
とても忙しいんだろうなぁ?と、
今日の患者さんの行列を拝見しながら、感じたことだ。