ホーリーの日々

機会があれば

6歳の頃、伯母(父の姉)に連れられて、
2人でランチに行った。

そこのお店は、
子供料金とかも無くて、1人26000円で、
伯母で、5万2千円もするランチにしては高いお店。

店内は、、、
よく接待で御利用されてるからなのか、
お客様同士が見えないような仕切りがあり、
壁際には滝が流れていて、
なかなか良い感じの雰囲気だった。

お席には、其々に担当の料理人の方が付いて下さる。

そこは「天ぷら屋さん」なので、
私も伯母も、
担当して下さる店員さんにご挨拶して席に座ると、
注文をさせて頂いた。
当時、まだ漢字が読めないから、
ひらがなで書いて頂いた紙を拝見しながら、
店員さんに欲しい物をお伝えしていた。
「エビ」「アスパラガス」「ホタテ」
「トウモロコシ」「オクラ」「アナゴ」
等々を1つずつ揚げて下さった。

お皿は無く、木のテーブルの上に紙が敷かれていて、
そこへ天ぷらを置いて頂いて、
抹茶塩などをお好みで付けて頂いていた。

途中までは何事もなく、
お食事の時間を楽しんでいたのだが、、
30分位してからだったろうか。

突然、担当して下さってた方が不機嫌になられて、、、
私に対して、思うことを仰られた。
「あのなぁ~、何で俺が、
お前みたいな小さいガキに指示されて仕事せなアカンねん!!
アホらしくなってきたわ。
お前なぁ、俺に注文するのは100年早いねんぞ!!
こういうお店は、子供が来る所じゃないねん。
分かってんのかぁ?感謝せいや(しろや)!!
という怒鳴り声が店内に響きわたった。

私は、何が起こったのか分からず、
ただ黙って、その店員さんを見つめていた。

すると、横で一緒にランチしていた伯母が、
「この子が、マナー違反しましたか?
静かに食事をしているだけでしょう。
目上の方々に対する言葉使いも
徹底して教育はしているつもりです。
いけない所があれば、ご遠慮なく仰って下さい!!

伯母のこの声で、店主とみられる方が走って来られた。
店主は、伯母から話を聞かれて、ひたすら謝ってらした。

それまで担当して下さってた方は、
裏に連れて行かれたようで、
私達が帰るまで、そのお姿は拝見してない。

私へのお詫びらしく、
店主の方がサービスで
ポテトチップス」「サーターアンダギー」を
わざわざ作って用意して下さった。
大好物なので大喜びで頂いた。

ってか、
天ぷら屋さん」は、伯母が希望したので行ったのだが、
私的には、後で出して頂いたお菓子の方が嬉しくて、、、。

当時は何で怒られてるのか?分からなかったけど、
今、振り返ってみると、
マナーは守っている!とはいえど、
子供が立ち入るお店ではないし、
幼稚園児に注文されるのは、
生意気に思われたことだと思う。

その時の店員さん、
今も料理人をなさっているのか定かではないが、
もし、お会いする機会があれば謝罪させて頂きたい!って気持ちがある。

あっ、お顔をハッキリ覚えてないよ~~。

コメント一覧

リディア
てっちゃん、コメントありがとうございます😃⤴️
返信、遅れました。
私も幼稚園児だったので場違い!だったと思いますが、
お店側も今では考えられない接客かも知れません。
てっちゃん
もしそれが今だったら、大問題になりそうですけどね😮‍💨 たとえ生意気なことを言ったとしてもですよ😭
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