2人でランチに行った。
そこのお店は、
子供料金とかも無くて、1人26000円で、
伯母と私で、5万2千円もするランチにしては高いお店。
店内は、、、
よく接待で御利用されてるからなのか、
お客様同士が見えないような仕切りがあり、
壁際には滝が流れていて、
なかなか良い感じの雰囲気だった。
お席には、其々に担当の料理人の方が付いて下さる。
そこは「天ぷら屋さん」なので、
私も伯母も、
担当して下さる店員さんにご挨拶して席に座ると、
注文をさせて頂いた。
当時、まだ漢字が読めないから、
ひらがなで書いて頂いた紙を拝見しながら、
店員さんに欲しい物をお伝えしていた。
「エビ」「アスパラガス」「ホタテ」
「トウモロコシ」「オクラ」「アナゴ」
等々を1つずつ揚げて下さった。
お皿は無く、木のテーブルの上に紙が敷かれていて、
そこへ天ぷらを置いて頂いて、
抹茶塩などをお好みで付けて頂いていた。
途中までは何事もなく、
お食事の時間を楽しんでいたのだが、、
30分位してからだったろうか。
突然、担当して下さってた方が不機嫌になられて、、、
私に対して、思うことを仰られた。
「あのなぁ~、何で俺が、
お前みたいな小さいガキに指示されて仕事せなアカンねん!!
アホらしくなってきたわ。
お前なぁ、俺に注文するのは100年早いねんぞ!!
こういうお店は、子供が来る所じゃないねん。
分かってんのかぁ?感謝せいや(しろや)!!」
という怒鳴り声が店内に響きわたった。
私は、何が起こったのか分からず、
ただ黙って、その店員さんを見つめていた。
すると、横で一緒にランチしていた伯母が、
「この子が、マナー違反しましたか?
静かに食事をしているだけでしょう。
目上の方々に対する言葉使いも
徹底して教育はしているつもりです。
いけない所があれば、ご遠慮なく仰って下さい!!」
伯母のこの声で、店主とみられる方が走って来られた。
店主は、伯母から話を聞かれて、ひたすら謝ってらした。
それまで担当して下さってた方は、
裏に連れて行かれたようで、
私達が帰るまで、そのお姿は拝見してない。
私へのお詫びらしく、
店主の方がサービスで
「ポテトチップス」「サーターアンダギー」を
わざわざ作って用意して下さった。
大好物なので大喜びで頂いた。
ってか、
「天ぷら屋さん」は、伯母が希望したので行ったのだが、
私的には、後で出して頂いたお菓子の方が嬉しくて、、、。
当時は何で怒られてるのか?分からなかったけど、
今、振り返ってみると、
マナーは守っている!とはいえど、
子供が立ち入るお店ではないし、
幼稚園児に注文されるのは、
生意気に思われたことだと思う。
その時の店員さん、
今も料理人をなさっているのか定かではないが、
もし、お会いする機会があれば謝罪させて頂きたい!って気持ちがある。
あっ、お顔をハッキリ覚えてないよ~~。