入院中である母の病院へお見舞いに行き、
リハビリを見学させて頂いた。
今まで母の身体機能の状態は書いていたけど、、、
実は、他にも問題が発生している。
その問題点とは、
1、人のお話を聞けない!
2、歩行器を使用する時、
ブレーキをするように何度も注意しても、
出来ない。(貼り紙してもX)
3、1つのことに集中出来ず、何を思ったのか?
突然、他の所へ歩いて行く。
4、簡単な計算が出来ない!
2+3=?とか5-1=?等々の、
考える必要もない計算なのに、
所要時間6分くらい掛かってしまう。
言語聴覚士さんの手の指で計算しよう!と頑張るも、
指の本数を数えることが少し困難となっている。
目の前で起こるあり得ない出来事に、
最初は母が「ふざけている」と思った。
でも、計算問題を真面目に取り組んでいる姿を見て、
「これは本当に解けなくなっている」と実感し、
娘としてはショックを受けた。
おかしな行動や態度、ペーパーテスト、
今までの母とは明らかに違うのだ。
母は元々、人のお話を聞くのが大好きで、
講演会とかあれば、一番前列に座って、
一生懸命に学ぼう!とするタイプだ。
それなりに集中力もある方だったと思う。
計算問題にしても、どちらか?と言えば文系ではあるが、
上記のような簡単な計算は即答していたし、
珠算も子ども時代に習っていた為、
(538×247=132,886)という感じで、
3桁の掛け算なども当たり前のように暗算していた。
それが、、、全く出来なくなっている。
この症状って何なの?病気なの?と疑問に思って、
帰宅後、パソコンで調べてみた。
すると、1つの疾患名が画面に表示されている。
「高次脳機能障害」という病名だ。
翌日、リハビリ担当の方に詳しく伺ったら、
案の定、その疾患だった。
2度の脳梗塞の後遺症によるもの!とのこと。
今、どの程度の高次脳機能障害なのか?を調べて下さっているようだ。
理学療法師さんからは、
「お母さんは非常に明るいキャラクターで、
いつ見ても笑ってて、常にポジティブだから、
リハビリによる機能回復も僕たちの想像以上に早いです」と。
母が真顔になるのは寝ている時だけかな?
起きてる間は、何が楽しいのか分からないが、
ニコニコと笑顔を絶やすことはない。
うーん、ってか、
少し不思議ちゃんが入ってるのかも?(笑)
母の退院は、あと2週間程度らしい。